【実体験】コンサル収入ゼロの50代が始めた「仕事のポートフォリオ」戦略|複数の仕事で生活を防衛する方法

ライトブルー基調のLofiイラスト。日本人男性がデスクで作業し、周囲に複数の仕事タイル(資料作成・オンライン会議・ライティング・制作・請求・学習)が穏やかに浮かぶ。シールド形の背景が生活を守る『仕事のポートフォリオ』戦略を象徴する。
目次

はじめに:矢吹丈にはなれない僕が選んだ、もう一つの生存戦略

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

さて、新年早々言う事でもないんですが、私が子供の頃からかっこいいと思っている人物が3人居ます。それは、

  • あしたのジョーの矢吹丈
  • マッドマックスのマックス・ロカタンスキー
  • 木枯し紋次郎の紋次郎

の3人です。全員ボンクラ男子に人気のヒーローですね。昔から何の疑問もなく「かっけー!」と繰り返し見て読んで(私はあしたのジョーと木枯し紋次郎は原作派)いたのですが、40も過ぎた頃「あれ?もしかしてこれ自分の人格形成に結構な影響あったんじゃない?」と思い始めました。なにしろこの3人の共通点といえば

  • ニヒル(冷めてる)
  • 孤独(恋人も家族も居ない)
  • 定住しない(一つ所 にとどまらない生活)

と、ひねくれていて結婚も出来ず、同じ仕事を続けていると飽きてしまう私の性格を、カッコつけて言い換えているのと一緒なんです。どうやら私は、無意識に自分の生き方を憧れのヒーローに寄せて行っていた様です。出来もしないのに。

しかし、これに気づいた時ちょっとゾッとしました。なぜなら私はこの3人に比べ圧倒的な実力不足。なので彼らのようにかっこよく人生の荒波を渡って行けなさそうなのと、そしてもっと重要なことは、彼ら全員現実世界で言う「幸せで豊かな生活」にはたどり着けていないのです。これが、私が人並みに幸せな人生を歩めてない根本の原因かもしれません。いや、きっとそうだ、そうに違いない。

どうやら私は憧れる人物を間違えていた様です。「The・かぼちゃワイン」に憧れていれば、エルちゃんみたいな女の子と結ばれて愛情あふれる幸せな人生を送れていたのかもしれないのに…。私の人生行き着く先は、悪党から逃げ回って野垂れ死に?それともパンチドランカーになって人格崩壊?

まぁ今更嘆いても後の祭り、ネガティブになるのは止めましょう。今回は2026年最初のブログ、そして個人事業主として開業してから丸2年となるめでたいタイミングです。今は自分の中の内なる矢吹を奮い立たせ、孤独なフリーランスがしぶとく生き残っていく術を考えてみましょう。

そこで私が提案したいのが、自分がやる仕事を「ポートフォリオ」として捉える、と言う考え方です。

ポートフォリオワークとは?フリーランスが「仕事の分散投資」をすべき理由

一般にポートフォリオって色んな意味に使われています。フリーランスの場合「自分の過去の実績・作品集」的な意味で使われる事が多いのですが、ここで言うポートフォリオは投資で使われる「保有する金融商品の組み合わせ」的な意味合いです。要するに自分が行う仕事を一つに限定せず、色んな仕事を組み合わせて必要な収入を獲ればいいんじゃね?って事なんです。

例えば、自分のライフスタイルとして月に50万円の収入が必要だとしたら、1つの仕事(職種)で50万を稼いでも、いくつかの別の仕事(職種)を組み合わせて(15万+10万+25万とか)50万を稼いでも、最終的な1ヶ月の収入は一緒ですよね。こんな風に自分の労働や仕事に対するスタンスを柔軟に考えても良いのではないでしょうか?

収入の柱を複数持つ「リスクヘッジ」という精神安定剤

例えばサラリーマンの副業とか、昔の農家の方が冬場都会に出稼ぎに行くとか、もともと複数の仕事を行うことは良くあります。また、企業が特定の取引先に依存しないように複数の取引先を確保しようとするのも、リスクヘッジを目的とした分散ですよね。

私も独立当初は、自分の提供したいコンサルタントサービスを複数の企業に提供して生計を立てるつもりでしたが、過去の記事でお話した通り複数どころか1社も契約出来ない状況が続きました。

リスクヘッジどころかリスクの発生源すら無い状況です。なので不本意ながら本来のコンサルタント業とは違う職種の仕事も行う事にしました。勿論収入的には少額の案件です。そんなある日ふと思ったんですよね。

フリーランスなら小さい仕事を複数組み合わせて必要な収入を得る働き方も有りなんじゃね?

だって個人事業主が1日・1週間・1ヶ月・1年をどの様に使うかは自分次第。何か決まった仕事しかしちゃいけないって決まりはありません。むしろ会社員と違って自分のやりたい事が出来るのがフリーランスのメリットです。ならば職種だって一つに拘る事ない筈です。前から興味があった事とか、今後の為に経験しておきたい事とか、ずっとやるつもりは無いけど報酬が高い仕事とか、色んなチャレンジが出来るのがフリーランスの醍醐味かも、と思ったんです。折角ならこの機会に生かさねば、と。決して本業の契約が取れないから強がっている訳ではないですよ。多分…。

という事で、私自身もいくつかの本業とは違う仕事を経験しました。

複数の仕事を組み合わせる4つのメリット

では実際に複数の仕事をするとどんなメリットがあるのでしょうか?

メリット1:幅広い経験が本業に活きる

本格的に仕事しようとしたらハードルが高いですが、短時間のアルバイト的な関わり方ならそこそこのスキルでも働けるかもしれません。まぁ広く浅くにはなるものの、色んな経験を積むことが出来ます。私もせっかくなんで今まであまり経緯出来ていなかった仕事をやってみました。

メリット2:収入が安定し、リスクヘッジになる

企業も提供する商品や取引先を分散し、リスクを最小限に留める様に対処しています。個人事業主も個人としてリスクヘッジをしておくべきでしょう。仕事を複数持っていれば、どれか一つにトラブルが起こっても何とか凌げます。

メリット3:飽きずに仕事が続けられる

私の様な飽きっぽい人間にとっては、複数の仕事を並列して行ったほうが好奇心が持続できます。まぁこの辺は人によりけりかな?

メリット4:精神的な安定剤になる

1つの取引先や仕事に依存していると、上手く行かないことへの不安やプレッシャーが重くのしかかります。「こっちが駄目でもあっちがあるから、まっいいか」と思えるとちょっと気楽になりますよね。

複数の仕事をどう管理する?3つの時間管理術

色々な管理方法がありますし、それぞれを組み合わせて自分なりのポートフォリオを考えてみましょう。

管理術1:「曜日」で分ける

例えば月・火曜日はAという仕事、水・金曜日はB、木曜日はC、の様に曜日でやる仕事を分ける方法です。曜日を固定せず1週間のうちどの仕事を何日間やるかを管理しても一緒です。

管理術2:「時間」で分ける

午前中はA、午後はBなど1日を時間で分けて管理する方法です。ただしちょっと慌ただしくなりますし、先に行う仕事で残業が発生した場合ちょっと面倒ですね。

管理術3:「期間」で分ける

今週はこの仕事、来月はこの仕事、今から3ヶ月はこの仕事、など一定の期間ごとにやる仕事を変える方法です。状況だけ見ると点々と転職を繰り返しているようにも見えますが、自分で何らかの狙いや意図があるならこういった方法も有効でしょう。経験を積むという意味では一番身に着けやすそうですしね。

仕事はどこで見つける?僕が活用した2つの方法

方法1:マッチングサービスで「業務委託」の仕事を探す

ではどうやって仕事を探すかですが、以前書いた下記の記事の通り

フリーランス向けのマッチングサービス、特にランサーズやクラウドサービスなど少額のプレイヤー向けの募集が多いマッチングサービスなどは、短時間・短期の仕事が見つけやすいと思います。この場合業務委託ですので、仕事の仕方にあまり制限を課せられないのもメリットです。

方法2:「有期雇用」で安定と社会保険を得るという選択肢

パート、アルバイト、契約社員など期間限定の雇用契約の仕事を探すのも手段の一つだと思います。この場合副業が許可されているかは要確認ですね。社会保険に加入したい人に取ってもメリットありです。

「ただの何でも屋」にならないための3つの掟

掟1:全ての仕事を「本業への布石」と考える

あまりに無計画で仕事していくと、自分のキャリアがめちゃくちゃになりかねません。私は、最終目標であるコンサルタント業に何らかプラスになる経験を積める仕事を行いました。

掟2:どんなに忙しくても「本業のための時間」を死守する

私であれば、本業であるコンサルタント業のセールス活動に割く時間は常に確保出来る様に他の仕事を調整しました。他にも何らか自分のスキルアップの為の時間など、自分が自由に使える時間は出来るだけ確保しておいた方が良いでしょう。自分のキャリアや生活を自分でコントロールする為には重要な考え方です。

掟3:常に自分が「主導権」を握り、仕事に振り回されない

色んな仕事をするという事は、多くのクライアント・雇用主と関わりを持つという事です。当然自分の都合だけでお付き合いする訳にはいかないのですが、だからと言って相手の都合に振り回されすぎるのも問題です。せっかく会社に縛られないフリーランスになったんですからね。なので取引先とは適度な距離感を保って、自分で自分の行動をコントロール出来る状態はキープし続けましょう。

結論:理想に固執せず、しぶとく生き残るための「柔軟性」を持とう

独立するとどうしても理想を実現しようと肩に力が入ってしまいますが、ちょっと冷静になってみると色んな事が見えてきます。理想通りの仕事が出来るのならそれに越したことはないのですが、そうじゃなくても、折角のフリーランスという立場を利用すると色んな働き方の可能性が見つかります。

特に独立前後の方は、いきなり自分のやりたい仕事で必要十分な収入を目指さなくても大丈夫、とちょっと肩の荷をおろして、自分の仕事をポートフォリオとして考えてみませんか?もしかしたら、自分のキャリアに思わぬプラスをもたらすかもしれませんよ。
ではまた次回、お元気で。

今回の感想

人は何の為に働くのでしょう?

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