わたしが子供の頃、スーパーやコンビニが周りに無かったので、近所の商店街で買い物をしてました。魚を買うのは魚屋、野菜を買うのは八百屋、お菓子を買うのはお菓子屋。うどんなどの麺を一玉単位で売っているお店もありました(何屋って言うんだろう?)。子供向けに鉄板でいろんな食材焼いて売っているお店もあり、よく50円位の手羽先買ってました。手羽先齧りながら缶けりとか、今考えるとなかなかワイルドな幼少時代ですね。
現職業界のコンサルタントとして独立しようと安易に考えていました。しかしリアルに想像し始めると、営業業務をした経験がないのでどうすればお客様が見つかるのか?いまいちピンと来ません。元々漠然と「Webサイトでも作っておけば、それ見た企業から連絡くるかな?」ぐらいに考えていたのですが、じゃあいつまでに何社ぐらい来るのか?そもそも本当に連絡してもらえるのか?想像がつきません。何も根拠が無いので当たり前です。やばいです。独立してもお客様がいなければすぐに廃業、路頭に迷ってしまいます。そこで何をどう売るべきか、改めて掘り下げて考えてみました。ご存じマーケティングです。
改めて以下のことを、より細かく具体的に解像度を上げて考えます。
マーケティングで最初に考える事
- 誰に売るか?
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顧客は単純にその業界(業種)の企業と考えていたのですが、分母を増やす為にその他の業界の一般企業も顧客としたい所です。なのでわたしの(業界の)スキルを、他の業界にも役立つ様に一般向けにアレンジしてみようと思います。さらに企業に限らず個人顧客も対象に加えていいかもしれません。例えばサッカーのコーチがトレーニング方法を他の競技のチームや一般の個人の方にも教える、みたいな事ですね。ただしマーケティング的にはあまりあれもこれも万人に向けて売ろうとするのは、よろしくない様です(セールスポイントが判り辛くなるので)。なので、顧客企業を「中小企業やスタートアップ起業。または個人」としようと思います。予算の限られた企業に効果的なサービスを提供するという事ですね。なんか偉そうだな。
- 何を売るか?
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わたしの場合コンサルタントですから言わば「知識」を売るわけです。相談を受けてその解決策を提供するします。数ヶ月単位のコンサルタント契約を継続して結んで頂くのが一番ベストなのですが、長期の契約にはそれなりに費用が掛かりますから、顧客もそう簡単に見つからないでしょう。だとすると「単発の相談」も受け付けた方が良さそうです。また、知識を売るのであればコンサルタントだけでなく「セミナー開催」って方法もありますね。これも「単発」のサービスです。
- どう売るか?
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Webサイトを作ってあとは待つだけ、では心許ないです。落とし穴じゃあるまいし。元々いわゆる外回りの営業活動も必要かなと考えていたのですが、そもそもわたしに経験がないので上手く行く保証はありません。なのでいかにWebサイトを見てもらうか?を第一に考え、ブログやSNSを活用しようと考えました。これを今時の言い方だと「インバウンドマーケティング」という様です。じつはこのブログはその為の練習も兼ねています。
他にも値付け(プライシング)などなど考えなければならない事は沢山あるのですが、まずは大まかな方向性が見えてきました。比べてみると最初に考えていたのとは微妙に変わってきましたね。
わたしのマーケティング修正
- 当初の予定
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サービス:コンサルティング
顧客:業界の企業
集客方法:Webサイト(+web広告)場合によっては営業活動必要? - 現在の予定
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サービス:コンサルティング、研修・セミナー等の講師(トレーナー)
顧客:中小の業界企業および一般企業、または個人顧客
集客方法:インバウンドマーケティング(ブログ、SNS等)
マーケティングのポイントは「相手(顧客)が求めているもの」と「自分が提供できるもの」だと思います。ここが一致すれば商売が成立するはずです。なので、相手の求めるサービスと自分の提供できるサービスを可能な限り具体的に考え想像し、擦り合わせます。何をどう売るかが事業が上手く行くか否かの全てと言っても過言ではないので、考えても考えすぎる事はありません。まだまだ具体的な数字が予測出来るまで行っていませんので、これからも「これで大丈夫!」と確証が持てるまで、というか開業してからも、考え続けようと思います。幸い情報やツールは今どきいくらでもありますからね。がんばれ俺。
ではまた次回、お元気で。
マーケティングに終わりはない