創業セミナー体験談
先日「半沢直樹」のファーストシーズン見直してたんですが、これ見ると自営業者や経営者って碌な死に方しないって思っちゃって、だれも社長になろうと思わなくなりますよね?スーパーサラリーマン半沢の方がかっこいいので。私も子供時代にこんなドラマ見たらもっと違う人生を歩んでいたのかもしれません。ただし土下座はしたくもさせたくもありませんが…。という事で今回は自治体の起業支援サービスの体験談をご報告したいと思います。

具体的に施策毎にご説明を。
中小企業診断士による起業相談
これは行きませんでした。なぜかと言うと、相談後に関しては以前ご紹介したTOKYO創業ステーション(https://startup-station.jp/)に行ったので。これについてはまた下記の記事でご紹介しています。

創業セミナー
経済産業省の「特定創業支援等事業」の一環の事業です。参加するメリットは
- 起業に関する知識の習得
- 特定創業支援等事業の認定書取得 ※特定創業支援等事業の例(https://socialport-y.city.yokohama.lg.jp/supporting-startups/)
の2つですが、私の主な目的は2の方です。融資やら将来の会社設立時の税金の減免やらですね。
セミナーの概要は
- 申込期間:新年度(4月1日)から約1ヶ月間ネット受付(定員到達次第終了)
- 日程:月1回(週末)の6ヶ月間(計6回)
- 受講場所:決まった自治体施設の会場で1回に付き半日ほどの座学研修
- 受講料:教材費含む10000円
- 講師:区の依頼を受けた中小企業診断士?コンサルタント?
といったところです。内容はよくあるビジネス研修とかセミナーを想像して下さい。起業に当たっての重要なポイントや注意点などを、参加者間のグループディスカッション(私これ苦手です)なども交え教えてくれます。マーケティングやら財務的なことやらマネジメントやら、経営者に必要なスキル全般といった感じです。
当然限られた時間なので内容は広く浅く、正直あまり目新しい情報や「ためになったねぇ〜(©もう中学生)」という情報はありませんでした。なので(今この記事を御覧の皆さんのような)自分でネットなどから能動的に情報を収集している方にとっては、新たな知識の習得という面では物足りないかも知れません。まぁ私の受信感度が悪かっただけかもしれませんし、講師との相性にもよるとも思いますが…。
でも自治体の主催でとにかく安いですから、民間のセミナー受けるぐらいなら特定創業支援等事業の認定書取得目的だけで行っても損はしないです。
創業融資のあっせん
今のところこれが一番実利があります。これも別の記事で詳しくご紹介致します。
その他
- 助成金
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これも事前の計画時には大いに活用しようと思っていたのですが、申請書類の作成にかかる手間(特に事業計画書)と採択率(思ってたより低かった)を鑑み、開業1年半現在でまだ手を出しておりません。ただしホームページ改修なんかでそろそろ使いたいなと思っているので、体験したらまたご紹介しますね。
- 自治体公式の起業紹介サイト
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SEO的には、自社HPをこういったサイトと繋げていたほうが良いのでしょうか?しかし、私の場合地元自治体のHPに乗せると(開業届上の拠点である)自宅住所が記載されてしまうのと、正直自治体のサイトから流入する顧客が現れると思えない(失礼)ので、掲載の申請はしませんでした。
- 各種交流会
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事業者同士の交流の為のイベントなども自治体主導で行われています。ただ(私の地元の地域性なのか)製造業や小売・飲食以外ではあまり役に立たなそう(再び失礼)なので、こういったイベントも参加してません。もしかしたら単に私が内気なだけかもしれません(苦笑)。
結論
という事で、無料もしくはごく低額でそれなりの恩恵が受けられる支援が有る筈です。まずは皆さん地元自治体(都道府県や市区町村)のホームページで「創業支援」と検索してみて下さい。知らぬは損です!
ではまた次回、お元気で。
創業で 回収できた 住民税
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