世の中って徐々に洗練されていきますよね。わたしが働き始めた平成の初めごろは、まだ昭和の名残があったので週休2日じゃなかったり、たばこ吸いながら仕事出来たりましました。個人情報保護法もまだなかった時代です。今じゃ考えられませんね。
現代は個人のプライバシーをしっかり保護しましょうという世の中なので、個人情報の保護という考え方が根付いています。特に仕事(経済活動)の場でこれを守れないと、最悪事業を続けられなくなるやもしれません。今時個人情報をぞんざいに扱う様な人も居ないとは思いますが、無意識のうちに個人情報を取得して「しまっている」ケースもあります。例えばウェブサイトで商品を売る様な場合、システム(サーバー)上に個人情報が保存されますよね。たとえ事業者が個人情報を目視していなかったとしても、保存されている以上個人情報を保管している事になってしまいます。
わたしはもともと企業向けのコンサルタント業を想定して準備していたのですが、以前ご紹介した壁打ち
をするうちに「個人顧客向けのサービスも並行してやった方が良いのでは?」と思うようになってきました。その場合、webサイトからお申し込みを受け付けて、オンラインで研修サービスを行うスキームを考えたのですが、そこでふとこの「個人情報」が気になりだしました。しっかりしたweb決済サービスを利用すればセキュリティに問題は無いと思うのですが、どうやら自社webサイト上で「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」なる文章を記載しておいた方が良さそうです。ではこのプライバシーポリシーって何なんでしょう?
プライバシーポリシーとは何ぞや? ※わたし調べ
- 企業が個人情報の取り扱いに関する方針を記したもの
- Webサイト上などで記載されている事が多い
- 免責事項とか利用規約とは別物
- 掲載しないからと言って罰則はない
という事で分かったような分からない様な…。普段漠然と見聞きしている言葉もいざよくよく考えると意味が良くわかってなかったりしますね。要するに「私はしっかり個人情報を守ってますよ」と世間様にお伝えするという事でしょうか?そして私の結論は
プライバシーポリシーの対応
- 個人顧客向けサービスを始める際にはウェブサイトに記載する。それまでは一旦作成保留
- 作成は然るべき信用できるところに頼む
です。
個人情報を取得する場合、プライバシーポリシーを記載することは半ば常識(実はこのブログにもプライバシーポリシーを記載しています)の様ですが、だからと言って法に疎い素人判断で作成・記載は危険だと思います。個人情報保護法という法律にもかかわる内容なので、記載内容によっては後々面倒なことに巻き込まれてしまいかねません。そういったトラブルを防ぐためにも、その道のプロ(この場合行政書士や弁護士)にアドバイスを受け、場合によっては作成まで依頼してしまった方が良さそうです。普段無料のサービスなどで節約している分、こういった大事なところにはきちんとお金を使うべきでしょう。探せば下記の様な安いサービスもあります。
KIYAC(https://kiyac.app/)
他にも、「プライバシーポリシー␣依頼」とかでググればたくさん出てきます。法律に関わる事は、私が書いている内容も(素人が書いているので)鵜呑みにせず、きちんと調べて自己責任で判断・対応しましょう。法律をなめちゃいけません。
ではまた次回、お元気で。
法律で素人判断は危険。気を付けて気を付けすぎる事はない