【悲報】2年連続の住民税非課税が決定。50代フリーランスがAIを駆使して、1月中に「赤字申告」を終わらせた話2度目の確定申告

下り坂の階段で書類を抱えたフリーランス男性が、AIロボットに手を引かれながら進む様子を描いたイラスト
目次

『今年こそ税金を取り返してやる』という野望は、無情な税制の壁に打ち砕かれた。AIを駆使して1月中に『赤字申告』を完了させた、最速で悲しい2回目の確定申告ドキュメント。

気づけば2026年ももう3月。ついこないだ年が明けたと思っていたら、早くも六分の一が終わっています。

フリーランスに取って年明け早々のイベントと言えば「確定申告」です。個人事業主としての初めての申告だった昨年度の様子は、先日の記事でご紹介しました。

今年は2回目の確定申告、2回目ともなれば慣れたものです。今回はついこないだ作業した今年の確定申告についてのご報告!まだ記憶に新しいうちに書き留めておこうと思います!

独立2年目の余裕?freeeとGemini(AI)を連携させた「最速」準備術

まずは基本となるお金の出入りを記録しましょう。私は去年に引き続きfreeeを使用して処理しています。前回の記事でお伝えした様に、出来るだけリアルタイムに、処理を貯めないように都度都度入力するのがスムーズな確定申告のポイントです。

数少ない売上は愛でるように。今年も「赤字」からのスタート

売上の入力です。とは言っても今年(2025年度)も残念ながら赤字。売上の計上は数えるほどしかありません。数少ない売上は愛でるように入力しました…。

「発生主義と現金主義」に悩む。俺もついにここまで来たか(成長)

これも去年と同様freee上でクレジットカードや事業用口座と同期させているので、ほぼリアルタイムに処理していました。去年と違い多少経理についての解像度が上がって来たので、例えば「発生主義と現金主義」についても考える余裕が出てきました。どういうことかと言うと、例として8月中に使用した電気代を9月末に支払った場合の会計上の日付は、

  • 発生主義:8月末
  • 現金主義:9月末

となります。複式簿記(青色申告)では費用は発生主義で処理するのがスタンダードの様なのですが、私は殆どの支払いをクレジットカードで支払っていた為、今まで経費の日付は何も考えず「クレジットカードに請求された日付」で処理してました。発生主義と現金主義でもないどっちつかずの処理ですねぇ…。

今年、「そういやぁ、これでいいのかしら?」と疑問に思った事が私の成長の証/笑。本来は発生主義で日付を修正して計上するのがベターなやりかたのようです。しかし私はひとまず今まで通りクレジットカードの利用日(計上日)のまま処理する事としました。

なぜなら私の場合この日付がズレる事象は(少額の)光熱費だけですし、開業後ずっとこの方法で計上していたので途中で変更すると継続性が無くなっちゃいますからね。AIに聞いてみるとこの程度のズレは、まぁ許容範囲だと思うよって言ってくれてるし…。大丈夫でしょう、きっと。

【AI活用】freeeのデータをGeminiに丸投げしてミスを防ぐ裏技

上記のように基本常にリアルタイムで経理処理をしていたので、自ずと年明けには既に確定申告の準備の80%は終わっています。しかし根が真面目でセンシティブかつナイーブな私はここで油断せず、入力した各明細を月ごとや勘定科目ごとに集計・出力し、処理漏れやミスがないか確認しました。例えば、開業時から何度も支払っている品目が同じ勘定科目や税区分で処理されているか?などですね。

これ去年はfreee上で目視でチェックしていたのですが、今年はfreeeの画面をキャプチャしたりデータをCSVで出力したものをAI(Google Gemini)に読み込ませて、「おかしな処理は無いか?」と確認させました。人間と機会の見事な融合、テクノロジーで業務の質を向上させました!ありがとうGemini!

そんなこんなで、1月の中旬には下準備が完了しました。この確定申告準備のスピード感、我ながら都大会ベスト32レベルだと自負しています。

1月に申告完了!しかし発覚した「確定申告3つの罠」と赤字の現実

そうこうしていた1月23日、freee公式から「freee上で今年の確定申告出来る様に準備できたぜ!」とメールが来ました。去年とほぼ同時のタイミングです。いよいよ申告書の作成です。

申告書の作成と言っても去年と同様、freee上で何項目か質問に従って入力していくだけなのですが、今年気になった点をいくつか。

【注意】事業赤字は投資信託の利益と相殺できない?「分離課税」の罠

今年の確定申告で一番の学びがこれです。昨年の確定申告後「そう言えば、特定口座で投資信託の売却時に税金払ってたけど、事業の赤字と相殺すればよかったなぁ」と気付き、2年連続の赤字となった今年こそ「税金取り返すぞ!」と考えていたのですが、これは税制上できないそうなんです(個人事業主の場合)。何故かと言うと、

  • 投資信託や株の売却益:分離課税(総合課税とは分けて損益の計算を行う)
  • 事業所得等の損益:総合課税

だから。要するに総合課税の計算で事業所得にどれだけ赤字が出ても(去年と今年の私ですね)、分離課税で計算する分の損益とは分けて計算するんだそうです。なのでここ2年で私が投資信託を売却した際に特定口座で支払った税金は、いくら事業で赤字が出ていたとしても戻らない(=確定申告で相殺できない)との事。

ここでややこしいのは、「売却益」ではなく株や投資信託の「配当金」の場合、総合課税か分離課税か自分で選択できるらしいのです(=確定申告で事業所得と相殺可能)。残念ながら私は投資信託を売却したのみ。去年の私は、この情報がごっちゃになって勘違いしていたんでしょうね。

まぁ何れにせよお上のルールには従わざるを得ません。大人しく諦めました。考えようによっては去年も別に損していなかったって事だし、余計な入力の手間も省けたのだと、自分を慰めましょう…。

チリも積もれば8円となる。消費税申告で生じた謎の「差額」の正体

去年の確定申告は(も?)赤字だったため消費税の差額の還付が有ったのは、去年の記事のとおりです。その還付金もfreee上で計上したので、当然昨年度から持ち越した消費税の計上と還付金の入金をfreee上で相殺させるのですが、そこで8円ほど差額(還付金の方がfreeeの帳簿より8円多く入金された)が発生しました。

これはどうも消費税あるあるらしく、

  • 会計ソフト:1つ1つの経理処理上で消費税を積み上げて計算
  • 税務署(消費税申告):1年間のトータルの売上と経費をまとめて計算

と言う処理の関係上、1つ1つの経理処理で発生している1円以下の消費税が積み上がって差額が発生してしまうらしいです。言われてみれば確かに、そりゃそうなっちゃいますよね。ちりも積もれば8円となるです。

因みにこれは勘定科目「未収入金」で処理すればOK、あまり悩む必要ありません。

freeeの落とし穴?前年からの「繰越損失」は自動入力されないので注意

これはfreee上の仕様の話なんですが、去年から続けて確定申告の入力をしている上で、住所や屋号など去年の申告から引き継いで登録される項目と、今年新たに入力し直さなければならない項目があります。

私的には、てっきり去年の申告で計算した金額(=赤字の金額)は、自動で今年の申告書の繰越損失の欄に計上されるのかと思っていたら然にあらず。自分で入力しなければなりませんでした。まぁfreee上で去年の確定申告書が保存されていますので、金額間違わないように確認して入力すればOKです。

って言うか、いつまでも赤字の申告続けてたら、税務署に調査入られちゃうよなぁ…。

開場前のディズニーランドに並ぶが如く。1月31日、e-Taxでフライング提出完了!

去年は訳も分からぬまま2月上旬に申告したのですが、今年は意図的に1月31日に申告を済ませてしまいました。なぜならe-Taxでは(特に公にアナウンスはされない様ですが)2月15日以前でも、e-Tax上で申告書がアップロードできる状態になったら申告して良いと明確に確認できたので。開場前にディズニーランドに並んで待ってるみたいな事なんでしょうね。既に準備万端な私としては、わざわざ2月15日まで待つ意味もないので、とっとと申告してしまいました。

方法は去年と同様、

  1. freeeで申告書を完成させる
  2. スマホで「freee電子申告・申請アプリ」を立ち上げ
  3. 同じくスマホで「マイナポータルアプリ」経由でe-Taxにログイン
  4. 申請

という手順です。freeeでは確定申告の入力を行うと消費税の申告書も同時に作成出来るので、消費税申告もいっしょに行いました。

50代でも税理士なしで完結。AIを「専属経理」にして得た3つのメリット

AIの活用

会計処理上の疑問点や確定申告書を作成する際の不明点などは、AIに質問することでほぼ解決出来ました。去年までは自分でググって・情報探して・読み込んで・解釈して、って作業を行っていましたが、今年はAIに聞けば一発で解決です(もちろんAIの回答どおりに実行するかは自己責任で)。また、上記に書いたように出来上がった申告書や各種帳票の不備のチェックや評価もしてくれます。ちょっとした経理担当者が入社したのと一緒ですね。

更についでに、翌年度(2026年)の経費の予算案なんかもAIと作成してみました。意外と厳しい指摘もしてきますが、唯漠然と自分一人で予算作成するよりもちょっとだけ心強いですよね。

結論:事務処理スキルと売上は比例しない。来年こそ「黒字申告」を誓う

てな感じで、去年よりも更にあっけなく、1月中に私の確定申告は終了しました。もはや私にとって確定申告は手慣れたルーティン業務と言っても過言ではありません。まさに個人事業主の鏡!まぁ事業に関わる諸々の事務処理の上達具合と売上が比例していないのが気がかりではありますが…。

兎も角、会計ソフトを使用しての確定申告は非常に簡単、便利です。私の様な会計リテラシー低めの人間でも、日頃こまめな入力処理を行っていれば1月中に申告できてしまう程です。今年は基礎控除のアップもありましたし、ぜひ皆さん自力で青色申告してみましょう!
ではまた次回、お元気で。

今回の感想

2年連続住民税非課税世帯決定…

今回のおすすめBGM
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次