孤独だった50代の僕に「最強の伴走者」ができた。TOKYO創業ステーション、衝撃の無料支援レポート

TOKYO創業ステーションの支援を受けながら事業計画書を作成する30代日本人男性。ライトブルー基調の静かな作業空間に、ノートPC、メモ、カレンダー、法務書類が並ぶが、書類内に文字は描かれていない。
目次

50代からの起業、孤独と不安を感じていませんか?【TOKYO創業ステーション体験談】

事務作業もパソコンの使用が当たり前になると、文房具を使用する機会がすっかり減ってしまいました。文房具屋(伊東屋とか)行くとテンション上がって楽しんですけどねぇ。ところでステーショナリーとステーション(station)の語源って一緒らしいです。知ってました?という事で今回は起業する人の駅である下記の記事、

でご紹介した、東京の中小企業支援センターの創業に特化した施設TOKYO創業ステーションを実際に利用した体験談です。

TOKYO創業ステーションとは?

住所

・東京都千代田区丸の内二丁目1番1号(Startup Hub Tokyo 丸の内)
・東京都立川市緑町3-1(Startup Hub Tokyo TAMA)
の2箇所あります。私は丸の内の方を利用しました。千代田線二重橋前駅からは直結、JR東京駅からも歩いて行けます。

受けられるサービス

・各種イベントやセミナーの参加
・コンシェルジュや専門家への相談
・起業に関する本なども置いているラウンジの利用

利用方法

ラウンジ利用含めメンバー登録必須です

ホームページ

https://startup-station.jp

料金

もちろん無料

それではここから私が実際に利用した際の様子です。サービス毎にご説明します!

1.ウェビナー視聴

利用のタイミング

開業準備期

利用の目的

情報収集

役に立ったこと

東京都立図書館で調べ事が出来ると知った

上記の記事でもご紹介していた、事業に必要な様々なスキルを説明してくれるセミナーです。各施設で開催されるので直接話しを聞きたい方は現地まで足を運ばれているようですが、私は面倒なので全てZoom使用のウェビナーから参加しました。

パワポやAI・SNSなどのツールの活用法からマーケティングや財務に関すること、事業のアイディア出しやTOKYO創業ステーションの利用方法まで、起業に関するあらゆる事のセミナーが開催されています。私は「何か知りたい事がる」から参加というよりも「何か自分の知らない・気付いてない・見落としている大事な事がないか?」という視点で参加したので、一先ず自分に関係ありそうなセミナーは片っ端から参加しました。無料かつWeb視聴可能ならではですね。

その中でも、上記の東京都立図書館の件はそれまで考えもしなかった情報でした。これについてはまた別記事で。

なお、セミナーで使用された資料の配布(ダウンロード)や動画のアーカイブ配信の有無はセミナーによるので、基本的に各セミナーは「リアルタイムで集中して見る」前提でいた方が良いです。セミナーの開催は平日週末・昼間夜間問わず、丸の内・立川それぞれ個別に実施されています(なのでウェビナー参加が便利です)。

2.プランコンサルティング相談

利用のタイミング

開業準備期〜今現在も利用中

利用の目的

事業内容のブラッシュアップ→事業計画書作成→開業後の事業改善の相談

利用方法

・現地施設で対面or自宅からオンラインMtg(45分/1回)※要予約

利用頻度

・事業計画書作成中:月1〜2回/開業後:相談したくなった時

役に立ったこと

事業計画書が作成できた
・事業についてのPDCAの伴走
・心理的安心

これが私的TOKYO創業ステーション利用最大のメリット。中小企業診断士の方に事業に関する各種懸念事項の壁打ち相手&事業計画書の添削を行って頂きました。

事前に自分なりに作成した事業計画書は有ったのですが、ディスカッションしていく内にいろんな気付きや抜け落ちていた視点が見えてきて…。結果、完成迄は相談回数5〜6回、約3ヶ月程かかりましたが、融資の申込で信用金庫に事業計画書提出しても「しっかり作ってありますね」と言ってもらえるぐらいの、自分一人では作成出来なかったであろう解像度で完成しました。特にターゲットの設定や提供するサービスや強みなど、自分では客観視するのが難しい部分に第三者の目は非常にありがたかったです。事業計画書の作成に困っている方や自信の持てる事業計画書を作成したい方には絶対おすすめです。

また、開業後も「構想段階から事業内容を共有しアドバイスを受けている人」に引き続き事業の相談を出来るので、自分一人で全てを動かさなければならない孤独な個人事業主にはありがたいです。相談員の方は大勢いらっしゃいますので、ぜひ相性の良さそうな相談員の方を見つけて下さい!

3.専門相談

利用のタイミング

弁護士に相談:開業後
東京信用保証協会に相談:開業前

利用の目的

弁護士に相談:業務委託契約書の内容について
東京信用保証協会に相談:保証協会の融資申し込み手順について

利用方法

・現地施設で対面(45分/1回)※要予約

役に立ったこと

弁護士に相談:専門家の意見が聞けた
東京信用保証協会に相談:融資申し込みの具体的手順と概要を知れた

法的な手続きに関してはいろいろな士業の先生、融資に関しては各金融機関の職員の方に相談出来るサービスです。これも個別に相談しようと思うとなかなかハードルが高いですが、予約すれば気軽に相談できます。時間が短いので相談したい内容の結論を出そうというよりは、初期段階の情報整理に活用するのが良いかも知れません。

因みに他にも起業するか悩んでいるような方向けの、もっとカジュアルな相談窓口(コンシェルジュ相談)も有ったりします。

※おまけ 東京都中小企業振興公社の創業助成金の申請要件

実は開業しようと目論んでいた当初は、東京都中小企業振興公社(TOKYO創業ステーションの親玉)の創業助成金(https://www.tokyo-sogyo-net.metro.tokyo.lg.jp/finance/sogyo_josei.html)の申請を考えていました。上記のプランコンサルティング相談で事業計画書策定支援を受けて無事完成出来たとお墨付き(支援修了証)がもらえると、これで東京都中小企業振興公社の創業助成金申請の条件をクリア出来るんですね。

ただ、現在まだこの助成金申請していません。なかなか申請書類の作成がハードそうなのと採択率が渋い(13〜15%程度)ので。支援修了証だけもらって、一先ず様子見です。

まとめ:TOKYO創業ステーションは、孤独な起業家の必須パートナー

以上おわかり頂けたと思うのですが、周りに起業についての信頼できる相談相手がいない人にとってほぼ必須のサービスです。利用できるのは都内で創業する意志がある人のみの様ですが、そうじゃない方は他県にも同様のサービスが有るようですので探してみて下さい。初めて起業する方はぜったい利用したほうが良いですよ!

ではまた次回、お元気で。

今回の感想

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