事業に必要なアイディア出しはAIを活用しよう

わたしが小さいころに行っていた唯一の習い事はそろばんでした。といっても1年ちょっと通っていただけなので2級までしか取れませんでしたが。それでも暗算のスキルは未だに役に立っている実感があります。暗算って頭の中でそろばんをイメージして計算するので、単純に足し算引き算のスキルだけでなく頭の中で物事を「イメージする」訓練にもなっていたと思っています。今時そろばんを使う場面もありませんが、一見無駄に感じるものも見えないところで役に立っている事ってありますよね。

以前の記事でご紹介したように

ネットで使える無料サービスに各種AIサービスがあります。以前では考えられなかったサービスで、今現在も日々日進月歩で進化しています。コスト(時間とお金)が限られている個人事業主として、これらのサービスを最大限有効に活用したいです。そもそもAIって何か?

AIとは ※ケロ吉調べ

  • 人工知能の事。以前のコンピューターと違い考えたり学んだりする事ができる

まぁ細かいこたぁどうでもいいです。「考えたり学んだり」がポイントで、要するに今までのコンピューターに出来る事が「誰かが公開したもの」を「調べる=検索する」までだったのが、AIは検索結果を基に「自分で考えて答えを出す」「自分の答えをさらにブラッシュアップする」事が出来るんです。なので以前の記事に書いた、

アイディアの基になる情報収集や、壁打ちをAIがやってくれるんです。もちろんAIが出した答えをそのまま採用するのか?何かアレンジするのか?もしくは却下するのか?の最終決定は自分で行う必要があります。しかしその前段階のアイディアを練る段階では、なかなかに優秀なパートナーになります。社内のメンバーでアイディアを出し合い良い案を決める、といった作業を自分とAI(チャットGPT)で行えるのです。具体的にわたしが活用している例は

AI(chatGPT)の活用例

文章のひな型を作らせる

業務資料の説明の文章などは、感情は関係なく如何にロジカルに説明できるかが重要です。このような文章のひな型をチャットGPTに作成させてから手直し・推敲すると、一から自分で文章を作成するのと比べ時間の節約になりますし、より整理された文章が作れます

何かしらのアイディアの提案をさせる

例えば「●●を行う為にやらなければならない事は何ですか?」と聞くと「これをやった方がいいですよ~」と答えてくれます。もしその答えが気にいらなかったり疑問が有ったりしたら、「別の答えはない?」「△△についてもっと詳しく教えて」と再度聞けば、何度でも答えてくれます。そうすると自分では浮かばなかったアイディアを得る事が出来ます。

まさにビジネスパートナーですね。頼もしいです。のび太にとってのドラえもん、コブラにとってのレディです。どら焼きあたえなくてもいいし。ただし、ちょっと注意が必要です。

chatGPTの注意点

たまに嘘つく

たまにしれっと事実と違う事を当然のように答えてきます。ネット上の誤った情報を参考にしちゃったんでしょうかね?自分の良く知る事柄ならすぐ見破れますが、何も知らない分野の事だと正誤の判断が出来ません。なのでチャットGPTの内容をそのまま使用するのは危険。内容の精査は必須です。

個人情報・機密情報の入力は危険

入力されたデータは運用会社に保存されます。それゆえに使えば使うほど賢くなる様なのですが、個人情報の保護という意味では若干の不安があります。漏洩したら不味いような個人情報や機密情報は入力しないようにしましょう。

著作権はグレー?

AIが作成した著作物(文章や画像)に関しての著作権については諸説ある様です。チャットGPTの場合作成した文章の著作権は作成者(自分)にある様ですが、まだAIの進歩に法整備が追い付いていない様で今後どうなるのか?不透明な部分が多いようです。その辺含め使用は自己責任です。

基本外国人

運営会社がアメリカの企業なので当然ですが。世界中のネットの情報量も英語の情報が圧倒的ですし。もちろん日本語で質問すれば日本語で答えてくれるのですが、情報や考え方・センスは外国(アメリカ?)寄りになっている気がします。例えばわたしが自分のビジネスの業界についての質問をした場合、回答をみると日本ではなくアメリカの同業界でのスタンダードに沿った回答が返ってきている様です。なので「日本の●●業界での~」の様に質問(プロンプト)の仕方に工夫が必要かもしれません。まぁこの辺も数年で違和感なくなるんだと思いますが。

道具は使ってナンボ、食わず嫌いはもったいないです。このブログで何度も書いている様に無料のサービスはダメもとでどんどん使ってみる事をおすすめします。いち早く使いこなせるようになって同業他社に差を付けましょう。

ではまた次回、お元気で。

今回の結論

コストとリソースが限られている個人事業主こそ、AI活用のメリットが大きい

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