【固定費ハック】月1,500円で3回線を操る。50代独学フリーランスが執念で探した「最強ツール」6選

月1500円で3回線を使いこなす節約術を、複数のスマートフォンを操る比喩で表現したLofi系イラスト
目次

フリーランスにオススメの業務ツール色々

皆さん「JUNK HEAD(ジャンク・ヘッド)」って映画ご存知ですか?

5年ほど前に公開され昨年続編も公開済みの、所謂ストップモーション・アニメーションのSF映画です。独特のキモかわいいキャラクターや不思議な世界観、オフビートなユーモアセンスの非常に面白い映画です。そしてこの映画がびっくりする所は、なんと監督が1人で作り始め7年かけて完成させたということです。

実際に見て頂くと理解してもらえると思うのですが、ストップモーション・アニメという事で登場するキャラクターは勿論背景のセットも含め全て実際に立体物として作成している訳ですが、その作り込みたるやとても個人で作ったとは思えません。しかもこの監督(堀 貴秀氏)、映画制作に関しては独学なんだそうです。究極のインディペンデントかつフリーランスですね。

そんなJUNK HEADのクオリティには及ばないものの、私もフリーランスの端くれとして独学で自分なりの活動を行って来ました。今回はその活動の中で役に立った「フリーランスに取って有用なツール(しかも全て無料か超安価)」をご紹介したいと思います。過去にもいくつか業務用のツールやサービスに触れていましたが、今回は今まで詳しく触れていなかったものをご紹介します!

【住所】バーチャルオフィス「レゾナンス」。月1,500円で都心一等地を借りる

まずはバーチャルオフィスです。最近増えている「物理的なオフィスを借りずに住所や連絡先を借りれるサービス」ですね。

個人事業主の場合、契約などに使用する正式な業務上の住所は開業届に記載した住所(事業税の納税先)になる訳ですが、そうなると事務所や店舗を持たない方(私も含め)は恐らく自宅住所になっていると思います。となると顧客との契約書は兎も角、ホームページなど不特定多数の人の目に触れる場所ではちょっと表記するのが憚られます。

そんな時に便利なのがバーチャルオフィスです。物理的な働くスペースを必要としない(=自宅で仕事が完結できる)なら、バーチャルオフィスを契約すれば高い賃料を払うこと無く自らの事務所として住所を公開出来て郵便物も受け取れます。言うなれば、会社住所のサブスクサービスですね。

今はいろんな会社がバーチャルオフィスのサービスを行っています。基本的なサービスはどこも変わらないと思うので、料金や住所を検討して選びましょう。私が契約したのは下記のレゾナンスです。

私が選んだポイントは、

  • 料金が安い(最安で年18,000円程度)
  • いろんな住所から選べる
  • オフィスに管理人常駐
  • 会議室を時間貸しで借りる事が出来る
  • 郵便が届いたらメールで知らせてくれる
  • 郵便物の転送が従量課金制(郵便物無しの月はお金かからない)
  • 届いた郵便物は、転送せず自分でオフィスに取りに言っても良い
  • G-Searchデータベースサービスの割引特典あり(※詳しくは下記企業情報検索参照)

などなど。一通り必要なサービスは揃っていてなおかつ安いんです。契約前に実際に契約を希望していた住所のオフィスに訪問して、最終的にここに決めました。結構きれいなオフィスでしたので、万が一お客様をお迎えする状況になったとしても、会議室を予約しておけばHPや名刺に記載している住所(バーチャルオフィスの住所)で会えますしね。今のところ特に不都合も有りませんし、オススメです!

【電話】月1,500円で3回線運用。楽天×povo×050の「変態的」組み合わせ術

1. メイン回線:楽天モバイル(最強のテザリング要員)

大手キャリアからMVNOまで色々ありますし、そもそも「わざわざ仕事用に用意せずプライベートの番号と兼用する」という猛者もいらっしゃると思いますが、私は小心者なのでプライベートとは別に番号用意しました。私が選んだキャリアは楽天モバイルです。選んだポイントは

楽天モバイルhttps://network.mobile.rakuten.co.jp/

  • そもそも安い
  • 通話料も楽天のアプリから発信すれば無料
  • 料金が固定なので予算を立てやすい
  • ギガ無制限

といった所です。もちろん料金だけ見るともっと安い業者は有るのですが、一応ビジネス用の回線なので「外出先でPCをテザリングする」という用途も想定しておきます。するってぇとパケット量気にせず使用できる楽天モバイルが安心と思ったのです。まぁ今のところ外出先でPCを開ける程忙しくないんですけどね…。

2. ビジネス番号:モバイルチョイス050(名刺用の顔)

今どきのフリーランスなら携帯電話の番号だけでもビジネス上問題ないのかもしれませんが、私の場合顧客ゼロの状態からのスタートなので、新規顧客の獲得を考えると出来るだけ怪しまれる要素は削除したい所です。なので上記バーチャルオフィスの住所も真面目な会社が多そうな(笑)住所を選びましたし、電話番号も携帯電話だけだと不安に思われないかが心配です。かと言ってわざわざ固定回線を引くほどでもないので、「050」から始まるIP電話を契約しました。

これも色々な業者からサービスされていますが、私が契約したのは契約したのは下記サービスです。

モバイルチョイス”050″ (https://comm.rakuten.co.jp/houjin/mobacho050/

選んだポイントはただ一つ、安いから。安いは正義です。ただしこのサービス、他のIP電話と違いパソコンで通話することは出来ません。IP電話にも色々有って少々ややこしいのですが、簡単に言うとモバイルチョイスは自分の携帯電話に転送する事が必須なのです。まぁ外出先で電話を受けることを考えたら、PCで話すより携帯に転送してもらった方が便利ですからね。特に問題ないです。

という事でしばらくは上記楽天モバイルの番号に転送していたのですが、ここでちょっと問題が発生しました。モバイルチョイスから転送されてきた電話と直接楽天モバイル(携帯番号)にかかってきた電話の区別がつかないのです。これちょっと気持ち悪いんですよ。なぜなら、仕事上で知り合った人ってほぼ携帯電話の番号でやり取りしているので、050の番号からかかってくる電話って現状「私のHPを見てかけてきたセールス電話」だけなんです。セールス電話ってめんどくさいでしょ?出来るだけ心の準備をしてから出たいんです。

そこで何とか解決策はないかと考え、思いついたのがもう1回線携帯電話を契約し、その番号を「050の電話の転送専用」にするということ。これをデュアルSIMで運用すれば、1台の携帯電話でどちらも通話できてしかもどちらの番号に掛かってきたかも判別できます。でかしたぞ俺。

3. 転送専用:povo2.0(基本料0円の守護神)

という事で新たな携帯電話回線が必要になったのですが、これも当然費用は抑えたいです。わざわざできるだけ安いIP電話契約したのに、転送するのにお金かかり過ぎたら本末転倒ですからね。そこで私が契約したのがpovoです。

povo (https://povo.jp/

安いMVNOは他にも有るのですが、povoの特徴は下記の通り。

  • 基本料金ゼロ
  • データ通信は使いたい分だけ購入

要するに私の様に「通話はほぼ受け専用/データ通信はしない」という用途の人は0円で運用できちゃうんですよ!こりゃ嬉しい。

しかし世の中そう上手くはいかず、povoには「データ通信の容量(povoではトッピングと言う)を半年間購入しないと回線停止」と言うルールが存在します。でも最低の容量を購入してもこの記事執筆現在で500円ほど。しかもローソンのお買い物券500円付きってのが有るんです!なので実質無料で運用出来るんですよね。

結論:この「3階建て」なら月1,500円で完全武装できる

という事で私の現在の電話番号運用を纏めると、

  • HPに記載の連絡先電話番号:050で始まるIP電話(モバイルチョイス)を携帯電話(povo)に転送
  • 実務上使用する電話:携帯電話(楽天モバイル)

となっています。そしてこれらを運用する費用は、

  • IP電話(モバイルチョイス):ほぼ通話していないので約200円
  • 携帯電話(楽天モバイル):約1,000円(最低額)
  • 携帯電話(povo/IP電話転送用):半年に約500円

とと、3本の電話回線を使用しているにも関わらず、月1,500円程度しか掛かりません。日本有数の固定費の低さではないでしょうか?まぁ、バシバシ仕事の依頼が入るようになったらもうちょっと通話が増えて高くなるのでしょうが、変動費なら別に多少高くなろうがOKですからね。あー早くそうなりたい。

【移動】タイムズカーシェア(法人)。個人事業主なら月額基本料が「無料」になる裏技

交通費に関して言うと都内で活動するのならほぼ電車とバスで事足りてしまうのですが、荷物が多いとか時間帯の都合などでバス電車が使えない時の為に、念の為カーシェアリングも契約しました。カーシェアリングもいくつかの業者がありますが、私が契約したのはタイムズのビジネス用カーシェアリングです。

タイムズビジネスサービス (https://timesbiz.jp/

実は私以前からプライベートでタイムズのカーシェアリングを利用していたのですが、起業を機に同じタイムズのカーシェアでも上記のビジネス用に切り替えました。なぜなら一般のタイムズのカーシェアリングでは880円程掛かる毎月の基本料金が無料だから!なぜか法人契約だと基本料無料の完全従量課金制になるんですよ。ほぼ使用する予定無く「念の為契約しとくか」程度の利用頻度の私にはありがたい!

もちろんカーシェアリングの最大手だけあって色んなところにステーションがありますし、利便性も問題なしです。一応法人契約となるのでそれなりの審査は有るものの、個人事業主の私でも契約出来ました。

結局契約後あまり利用する機会はないのですが(出張時には長時間の利用になるのでレンタカーの方が安いんです)、基本料ゼロ円なので何の問題もありません。

【調査】G-Searchデータベース。帝国データバンクの情報を格安で入手する

一般企業で言うところの反社チェックや与信調査などのリスク調査です。法務や財務の経験者でなければ、普通の人にとっては何やら敷居の高い作業ですよね。もちろん私もどうやるかなんて1ミリも分かりません。

しかしフリーランスこそ後々「取引先が実は怪しい企業だった」なんてトラブルが起こらないようにしないといけませんよね。そこで転ばぬ先の杖、少しでもリスクを回避する方法として企業名や個人名からあらゆる情報を検索できるサービスがあります。私が契約したのは下記サービスです。

G-Searchデータベースサービス (https://www.g-search.or.jp/

簡単に言うと帝国データバンク(TDB)や東京商工リサーチ(TSR)などの信用調査会社や全国の新聞などのビジネス情報を検索できるサービスです。企業名や個人名で検索すると、自分が取引しようとしている企業や個人がどんな会社(人)か?過去の情報を網羅的に調べることが出来ます。もちろん検索結果をどう判断するかは自分次第なのですが、TDBやTSRなどは多くの企業が取引先の与信調査に使用している情報ですので、判断材料として十分ですね。

このG-Searchデータベースサービス、基本料月額500円ほど(従量課金制)と安価なサービスなのですが、私の場合上記バーチャルオフィスの契約特典として初年度は基本料無料で契約できました!まぁ、結局調査するほど取引先が現れなかったので1年で解約したのですが…。

なのでこの企業情報調査に関しては、色んな企業からの引き合いが増える位ビジネスが軌道に乗ってから検討してもいいかもしれません。

【決済】freee MasterCard。年会費無料&審査パスしやすい事業用カード

経理処理の利便上、仕事の支払いに使用するクレジットカードとプライベートのクレジットカードは分けておきたいものです。しかも私の様に会計ソフトを使用してクレカと同期させているのなら尚の事。

今どきブランド(VISAやJCBなど)で利便性が変わることもほぼ無いと思うのでぶっちゃけどのカードでも良いっちゃ良いのですが、基本的に通常の個人向けカードはビジネス利用が禁止されているので、ビジネス用カードは持っておきたい所です。私が契約したのは下記のカードです。

freee Mastercard (https://www.freee.co.jp/card/lifecard/

何故かと言うと

  • freee契約者なら審査通りやすそうだし
  • 5000円のギフトカードくれるキャンペーンやってたし
  • 何より年会費無料だし

なので。ちなみに下記の記事で書いた「付き合いで作った信用金庫のクレカ」は先日解約しました。だって年会費取るんだもん。2年近く使ったんだから許してくれるよね?

【保険】フリーランス協会。年1万円で「賠償責任保険」と「安心」を買う

日本は良き国なので、雇用されている会社員って労災やら傷病手当やら失業手当やら色々セーフティーネットがあります。そもそも業務上で何か問題起きても個人の不正がなけりゃ会社が責任とってくれますし。しかし個人事業主はそうは行きません。ハイリスクハイリターン。良いことも悪いことも何事も100%自己責任です。

でも良いことは100%頂きたいものの悪いことは極力避けたいのが人情。その為のビジネス上の保険的なものも世の中には色々有るのですが、やっぱり保険って高いですよね。コスパって概念は保険にはふさわしくないのかもしれませんが、それでも出来るだけ固定費は下げたいんです、私は。そんな時見つけたのがフリーランス協会です。

フリーランス協会 (https://www.freelance-jp.org/

その名の通り、個人事業主を中心に一人社長など個人でビジネスしている方の集まりです。基本はフリーランスの環境整備などを行う団体の様で、色んなウェビナーや情報発信など行っているのですが、私が注目したのは保険や福利厚生のサービスです。有料会員(年会費1万円)になると、一般企業の様なちょっとした福利厚生のサービスやビジネス上の損害賠償やケガ・病気などの保険が付いてくるんです。勿論給付には諸々条件がありますので自身に適用されるかは要確認なのですが、条件に合うのであればフリーランスが安価で加入できる保険としてなかなか優秀なのではないでしょうか?

私は今のところ上記記事でご紹介した無料弁護士相談のサービスしか利用していないのですが、福利厚生(ベネフィットプラン)などもそろそろ利用してみたいと考えています。もし気になる方はひとまず無料会員としても加入できるので、ぜひお試し下さい。

まとめ:金がないなら知恵を使え。固定費を削って「生存率」を上げる

という事で、どうしても「無料・安価」に偏ったチョイスなのはご了承願いたいのですが(苦笑)。今回は私が利用して良かったと思う各種サービスをご紹介しました。それぞれ業態や財政状況によって最適なサービスは変わってくるとは思いますが、そもそも自分に最適なサービスを探すのは意外と難しいし骨が折れる作業です。まずは上記のような無料・安価なもので自分に必要なサービス・機能はなにか?確かめてみると、本当に必要なサービスが明確になるかもしれませんよ。そして不要ならすぐ解約しちゃえばいいんです。
ではまた次回、お元気で。

今回の感想

金が無くても知恵と勇気で乗り切ろう

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