自腹だからこそ一切妥協しない。50代フリーランスが「出張」を「最高の孤独旅」に変える全技術

出張先の海沿いテラスでコーヒーを片手に景色を眺める50代フリーランスと、ノートPCやキャリーケースを描いた落ち着いたイラスト
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『自腹で出張』と聞くと気が重い? いえいえ、すべてを自分で決められるフリーランスの出張は、大人の『最高の孤独旅』へのプラチナチケットです。

今までの記事でも再三書いてますが、私にはこれと言った趣味がありません。

それでも生きていれば「たのしいなぁ〜」と思う時間はある訳ですよ。にんげんだもの。そんな楽しいことの一つが旅行です。独立してからは(主に金銭的な都合で…)全く行けていませんが、サラリーマン時代にはたまーに行く旅行は計画段階からちょっとテンションの上がる、私の人生の数少ない楽しみの一つでした。

私の旅行の目的は、主に「温泉」「食事」「宿」。普段自宅での入浴はシャワーで済ませているので、大きな浴槽(出来れば温泉)に入り、出来るだけ東京では食べられない地のものを食べ、良き景色の清潔な宿に泊まりたいのです。なので、できるだけ情報を収集して、後でがっかりしないように十分吟味して宿や食事をする場所を探してから出発します。

今回は、そんな私が出張の際にどんな計画をするのか?ご紹介したいと思います。出張は仕事とは言え、いつもと違う場所でいつもと違う景色を見に行く経験です。どうせ費用がかかるなら、出来るだけ効率よく、快適な出張をしたいものです。

あなたはどんな宿が好きですか?「バグダットカフェ」に泊まってほっこりするか?「コンチネンタルホテル」に泊まってコンシェルジュから至れり尽くせりのサービスを受けたいか?折角の出張、楽しく出かけましょう!

自腹だから本気。50代フリーランスが全国36自治体を「営業行脚」した理由

そもそもほとんど売上のない、しょぼくれたフリーランスの私がなぜ出張に出かけたのかと言うと、全国の地方自治体に営業をしたからです。

どうせ商談するならWebより対面。特に地方の自治体(や企業)の方とお話するなら、実際に現地に伺い現地の空気感や景色を見て感じてからじゃないと、芯を食ったお話が出来ないと思ったのです。

なので伺った土地は日本全国、南は九州、北は東北まで。それぞれ東京から1泊〜4泊程度の行程でした。

【計画術】Googleマップを駆使!1日3件をスマートに回る「効率ルート」作成法

まずは出張の行程を作成します。私の場合は下記の条件で行程を作成しました。

  • 1行程1都道府県
  • 訪問する場所:1回の出張につき4〜7箇所ほど
  • 訪問先での滞在時間:60〜90分

こういった条件をベースに、できるだけ効率よく回れるルートを考えていきます。使用するツールはご存知Googleマップ。訪問場所をピン留めし、1回の出張で回るべき場所を俯瞰で眺め効率の良さそうな順番をざっくり決めます。Googleマップなら交通手段別に移動時間も表示されますしね。せっせと各訪問先ごとの移動時間を調べ、回る順番を決めましょう。

因みに、東京や大阪などの都市圏は兎も角、地方への出張は出来るだけ車で回れるとルートと時間の自由度が増します。地方では電車の本数も少ないですしね。代わりに道路の渋滞で遅れる心配もほぼ無いクルマ移動が便利です。

ここまでで、ざっくり日程や交通手段のイメージが付いてきたと思います。特に難しく考える必要はなくて、ちょっとだけ時間厳守な旅行の行程を決める、位の気持ちで作成しましょう。ここで宿泊日数や交通手段もおおよそ定まってきますね。

私の場合1日に訪問する場所は多くて3箇所までとしました。上記の出張の条件にプラスし、「朝は10時以降の訪問」「夕方は17時までに面談終了」の条件を当てはめると、

  • 午前:1箇所
  • 午後:最大2箇所

以上は回れないんですよね。それに効率だけ考えてあんまりにも多くの訪問場所を回っても、流れ作業的になってしまって良くない気もしますし、自身の集中力を考えてもこのぐらいが丁度よいと思います。

アポ取りの極意。遠方出張こそ「リスケ前提」のバッファを持て

ある程度ルートが出来たら、最終的な日程のアポ取りをしましょう。私のアポ取りの順番は、

  1. まず訪問の了解とおおよその訪問時期を約束
  2. 上記ルート作成
  3. 改めて具体的な訪問日時をアポイント

と言う手順です。訪問先の繁忙にもよるとは思いますが、実際の訪問日より1ヶ月以上前のアポイントなら、だいたいこちらの希望の日時でOKしてもらえると思います。

もし先方の都合で訪問日時が予定通りにいかない場合は、出来るだけ1回の出張行程内でリスケ出来る様に調整しましょう。特に遠くへ出張する場合は、現地での宿泊が1泊増えたとしても、飛行機や新幹線のチケット代が1往復分増えるより(金銭的にもスケジュール的にも)断然低コストですからね。

【移動術】LCC×レンタカーが最強!高所恐怖症でも「安さと自由」を優先する理由

上記で最終的な訪問日時が確定したら、具体的な交通手段の決定と予約を行いましょう。自宅から車で現地まで移動するのでなければ、考えなければならないのは主にこの2つ。

東京から地方へ。高所恐怖症でもLCCを選ぶ「コスパへの執念」

東京から地方に移動する場合、出来るだけ短い時間で移動しようとすると主に

  • 飛行機
  • 新幹線(もしくは特急)

のどちらかになると思います。勿論「俺はのんびり鈍行で移動するんだ!」って方はそれでも良いと思いますが、他の仕事もあるでしょうし、タイパを考えても上記どちらかが良いと思います。

私は(出張先が遠い場所が多かったこともあり)主に飛行機で移動しました。スケジュールを早めに決められれば、LCCでも新幹線より断然安く(早く)移動できますしね。コストの限られたフリーランスは贅沢言わずLCCを活用してリーズナブルに移動しましょう。こんな事言いつつ、実は私、高所恐怖症なんですけどね…。

現地はレンタカー一択。鼻歌まじりの移動と、突然のリスケへの防衛策

現地までの移動手段は場所によってある程度限られていますが、現地での移動手段は色々方法があります。しかしここでのオススメは上記の通り、やはり車、レンタカーです。

車なら突然のリスケにも対応できますし、何より電車やバスの公共交通での移動はダイヤの確認とスケジュール調整が面倒です。その点車なら待ち時間もなく移動時間が計算しやすいです。飛行場や新幹線の駅の近くには大概レンタカー屋さんがあるので、乗り換えも楽ちんなのです。

なかには車の運転に慣れておらず心配だ、という方も居ると思いますが、地方の道路は都心の交通量の多い道路と違うので、焦らずゆったり運転できますよ。折角なんでドライブがてら歌でも歌いながら移動してみては如何でしょう?

レンタカーの会社も色々ありますが、私がよく利用するのは下記のレンタカー屋さん。大手と比べてかなり割安なんです。もし訪問先に支店があるようでしたらご検討されてみては如何でしょう?

スカイレンタカー (https://www.skyrent.jp/

因みに私の場合、Googleマップで表示される車での予想移動時間が、実際の移動時間よりちょっこし短い時間で表示されるんですよね。なんでだろう?私の運転がトロいからかな?まぁ何かの参考にして下さい。

とは言え、車の運転はくれぐれもご注意を。交通ルールを守って移動しましょう。

【宿選び】1万円以下でも妥協なし!リフレッシュを最大化する「ビジホ4つの基準」

これが出張のメインイベント!何かと気苦労の絶えない出張ですので、出来るだけ宿でゆっくりリフレッシュしたい所です。決める手順としては以下の通り。

  1. 出張の行程を決める
  2. 宿泊地を「当日の最終訪問先の近く」か「翌日の最初の訪問先の近く」のどちらにするか決める
  3. 決定した宿泊地にある宿を楽天トラベルやじゃらん、Googleマップで探す
  4. 予算と自分の好みで良き宿を決める

まぁ予算のある方は一休.comなどで高級宿を探してもいいと思うのですが、一応仕事として経費処理するので、あまりに高級な宿は会計上問題があります。常識の範囲内で決めましょう。勿論、貧乏な私はなる安のビジネスホテルを探します。とは言え宿は睡眠時間も含めると半日は滞在する場所、できるだけ快適に過ごしたい所。私のこだわりポイントは下記の通り。

  • 出来るだけ大浴場完備(温泉なら尚可)
  • 朝食が美味しそう
  • ウォシュレット完備(出来るだけ部屋にトイレ付)
  • 古くても清潔なら問題なし

カネがないくせに贅沢な基準ですが、この条件でもよく探せば1万円以下のホテルも結構見つかるんですよね。良い宿を見つけるコツは、やっぱり口コミと写真です。

【持ち物・服装】リュック1つで機動力を最大化。50代の「疲れを溜めない」出張スタイル

ここから実際の出張時のポイントです。

コロコロは捨てろ。ミニマリストに学ぶ、大きめリュックでの機動力

私コロコロ(スーツケース)嫌いです。なぜって嵩張って持ち歩くの面倒くさいから。飛行機に乗る時も出来るだけ手荷物だけにしたいですし。なので出張では大きめのリュックを使用してます。現地を回っている時はリュックは車に置いておいて、訪問先には別途トートバックにPC等の仕事道具入れて訪問します。

出来れば持って行くものも最小限にしたい所です。ネットなどでミニマリストの方の旅行時の荷造りなど調べてみると、参考になるかもしれませんよ。

昭和のおじさんの抵抗。セットアップ+スニーカーが生む「疲れ知らず」の魔法

私は疲労感の低減と荷物の最小化の為に、出張時の服装はセットアップに襟無しシャツ、スニーカーです。昭和生まれのおじさんとしては、セットアップとは言えジャケットにスニーカーはちょっと落ち着かないのですが/苦笑、革靴(ドレスシューズ)と比べて疲労度がぜんぜん違うんですよね。まぁ服装は業種にもよると思いますが、動きやすさはぜひ重視して下さい。

焦りは禁物。余裕のあるスケジュールと、遅刻時のスマートな謝罪術

私は現地では車で移動しますので、ご機嫌に鼻歌歌いながらコーヒー片手に移動です。ただし、ここであまりにタイトなスケジュールを組んでしまうと、「やべぇ、間に合わねぇ」と焦りながらの運転になってしまい非常に危険です。出来るだけ余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

因みにもし約束の時間に間に合わないようなら早めに先方に連絡しておきましょう。私もアクシデントで何回か約束時間に間に合わなかったことがありますが、早め(間に合わないと判明したらすぐ)に連絡しきちんと理由を説明したので、皆さん快くリスケしてくれました。

車内は最高の控え室。早着で心を整え、一期一会の商談を楽しむ

初めて訪問する場所が殆どだと思うので、約束の時間よりちょっと早めの到着が安心です。車での移動であれば、車内で時間調整できるので便利です。まぁ夏は暑くて大変ですが…。また万が一お話が盛り上がって予定時間をオーバーしそうになった場合も、折角ですから時間の許す限りお話しましょう。出張の目的は「スケジュール通り行程をこなす」ことではなく「ご訪問して良い関係を築きビジネスに繋げる」ことですからね。そういった意味でもスケジュールに余裕をもたせるのは大事です。

鉄は熱いうちに打て。宿に着いたら即CRM入力と「御礼メール」

その日の訪問先をすべて回り終わり宿にチェックインしたら、私は下記の作業を行います。

  1. その日貰った名刺の情報をCRMに登録
  2. 訪問時のMtg内容をCRMに入力
  3. 名刺に記載のメアドにお礼のメール送信

どれも出張から帰ってから行っても良いのですが、鉄は熱い内に打て、先方の記憶が鮮明なうちにお礼をしときましょう。私の場合、宿へのチェックインが夕方早めの時間(17時前)が多かったので、夜までの時間を無駄にしたくないって意図もありました。出張って結構お金かかりますからねぇ。貧乏性なんです。

【食事編】名物から地元スーパーまで。出張を「最高の孤独旅」に変える食の楽しみ

これも旅行(じゃないけど…)の醍醐味です。折角ですから妥協をせずに食べまくりましょう。

1日の始まりは「ありきたりじゃない」ビジホの朝食から

普段は朝食を食べないのですが、出張時は午前中から活動量が多いので朝食必須です。ビジホだと朝食付きが多いので、出来るだけ「ありきたりじゃない」食事が出そうな宿を選びたい所です。よくあるホテルの定食やバイキングではなく、その土地の名物を出してくれたり、手作りだと嬉しいですよね。宿の情報ネットで検索すれば朝食の写真見れますから、しっかり吟味しましょう。料理のクオリティは写真で確認するのが一番確実です。朝食当たりだと気分よくその日のスタートが切れます。

国道沿いのローカルチェーンと銘菓。移動中のささやかな贅沢

基本的に移動中の食事になります。ここはぜひ地元の名物やその土地ならではの食事をしたい所です。オススメはその土地にしか無いチェーンの飲食店。地方だと国道沿いによくあるので車での移動中に寄りやすいですし、忙しい合間でもササッと食べることが出来ます。勿論、地元で有名な個人店などもぜひ行きたい。出来るだけ自宅近辺では食べることが出来ない、一期一会の食事を心がけましょう。予定を立てる際、Googleマップでお昼ごろに車で走っているであろうルート上のレストラン情報を検索すれば、良きお店が色々見つかると思いますよ。

因みに甘いものが好きな方は、地元の銘菓も購入しましょう。車での移動中にもつまめますしね。

地魚、鶏、麺類。良き店がなければ「地元スーパーの惣菜」という裏技

いよいよ夕食です。私は基本的に宿の近辺で食べログやGoogleマップを検索し、徒歩圏内の良さげなお店に行きます。これも昼食同様出来るだけその土地ならではのものを食べたいですよね。私の経験上、(身も蓋もない言い方ですが)日本全国どこに行っても

  • 地鶏
  • 地魚
  • 麺類

あたりは最低限揃っているので、どこにいっても美味しい食事が出来ると思いますよ。さすがグルメ大国日本です。

もしホテルの最寄りに良いお店が見つからなかったら、地元のスーパーでお惣菜を購入するのがオススメです。これも地域によって特徴がありますし、東京の物価からするとびっくりするぐらい安かったりするので楽しいんですよ。スーパーなら宿から少し遠くても車で買いに行けますしね。

翌日二日酔いにならない程度に、地元のグルメを堪能しましょう!

【経費管理】ガソリン代・入湯税を忘れるな!次回の予算を正確に立てる管理術

そして出張から帰ってきたら、早めに経費を会計処理しちゃいましょう。電車や飛行機、レンタカー代などは処理するのに困らないと思うのですが、現地で支払った下記の支払いが、精算し忘れがちです。

  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 高速(有料道路)代
  • 宿の入湯税(温泉の場合)

領収書は無くさないようにしっかり保管しましょう。因みにレンタカーを借りる時と返す時の2回、メーターの「走行距離」の写真を取っておくと、ガソリン代と走行距離から平均燃費が出せるので、次回の出張の予算が立てやすくなりますよ。

私の運転だと、ヤリスなどの(ガソリン車の)コンパクトカーで大体リッター20Kmほどの燃費です。渋滞もなくスムーズに走れていたので、もうちょっと燃費良いと嬉しんですが…。スーパーカー世代なので、アクセルワーク荒いのかなぁ。

結論:仕事と旅の境界線を溶かす。フリーランス出張の醍醐味

という事で、今回はあまり出張の経験がない方の為に、出張のポイントをいくつかご紹介しました。

サラリーマンと違い、フリーランスの出張は自分でお金を払って自分で予定を組みます。折角なら最大限の効果をあげつつもちょっと楽しい、自分なりにカスタマイズした楽しい出張にしてみましょう!出不精の方も、一回経験するとまた行きたくなるかもしれませんよ。
ではまた次回、お元気で。

今回の感想

熊本はくまモンに支配されていました

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