なぜ僕のラーメンは不味かった?教科書通りのインバウンドマーケティングが失敗した話
皆さんラーメンに胡椒入れますか?
私はこの数十年外食で食べるラーメンに胡椒を入れた事がありません。というか刺し身や天ぷらのようになにか調味料をつけることが前提の料理は別として、外食で自分から調味料を付け足す事がほぼありません。なぜなら料理は料理人が作ったその状態が「完成品」だと思うので、出来るだけ料理素人の私のアレンジなど加えずそのままで食べる方が美味しい筈だからです。
勿論、調味料で味変して色んな味を楽しむのも理解出来るのですが、初めて食べる料理に最初から調味料入れちゃう人はちょっと理解し難いです。素がどんな味か興味ないのか?なぜプロの作った味付けより自分のアレンジを信用してしまうのか?素の状態で食べてから調味料入れれば1度に2種類食べられてお得でしょうに…と。
料理に限らず、例えば音楽なんかもイコライザーでアレンジして迫力出すとかまったく興味が無いのです。何事もまずは出来るだけ元来の意図どおりの状態を経験し、それから自分なりの解釈をしたい性分なんだと思います。なので自分の知らない新しい世界では、正攻法で最大公約数的な行動を行いがちです。

こんな性格の私は独立に際して、フリーランスのコンサルタントにとってスタンダードな手法になりつつ有るインバウンドマーケティングを実行しました。今回はその結果のご紹介です。勿論まだ現在進行系では有るのですが、1年以上経つと色々見えてきます。それは残念ながら悪い景色でした…。
僕が1年間実践したインバウンドマーケティング施策の全リスト
インバウンド(お客さんを呼び込む)の為に、こんな事を実行してきました。殆どは過去に記事でご紹介してきましたね。
1.ホームページ作成
これがないと始まりません。

2.プレスリリース
開業したよー、と世間に知らせました。

3.SNSやブログ
私の存在を世間にアピールします。

4.Googleビジネスプロフィール
これもアピールですね。

5.顧客管理システムの準備
接触したお客様の管理ツールです。

6.Google広告
Google検索すると検索結果より上に表示される企業広告ですね。SNSやブログなどはSEO対策として有効ですが、SEOで上位に表示されるかはグーグル様のお気持ち次第。そもそもどんな検索ワードであれ上位に表示されるににはそれなりの時間も必要です。なので、手っ取り早く検索で発見してもらう為の施策ですね。このGoogle広告についてはまだ記事に出来ていませんが、また近い内に記事にする予定です。
と、一先ず個人事業主が自分でも一人でも出来る安価方法は一通り行った筈です。教科書通りに素インバウンドマーケティングとして。そしてその結果はというと…。
集客ゼロの原因分析。僕が直面した2つの「残酷な真実」
以前上記SNSの記事でも触れましたが、結局この記事の執筆時現在セールスメール以外にホームページからの集客はゼロ、零、0です。このラーメンクソ不味いってことが判明しました。ちょこちょこ修正したり出来る範囲で何だかんだ試行錯誤したつもりなんですが、来ないものは来ません。いやー世知辛い。
ここで考えるべきは何が原因かということ。考えられるのは2つ。
原因1:そもそも世間にニーズがないという可能性
自分で書いていてもモニターが涙で霞んできます。これにも2種類あって、
- ①私の考えているコンサルティング業にニーズがない
- ②コンサルティングにはニーズが有るものの、私では能力不足(もしくは能力が判らない)
このどちらなのかを検証しなければなりません。私にネームバリューや元大企業社員などの肩書きが有れば②の心配なんてしなくて済むんですけどねぇ…。まぁ今更嘆いても始まりません。
コンサルティングですから、対象の業界が有ってその業界内に何かしら業務改善の意思があれば①に関してはニーズが有る筈なんです。と言う前提で開業した訳ですが、私の業界内ではコンサルタントという存在があまりメジャーでないのは確かなんですよね。でも少ないながら存在はしている訳ですから、①に関しては当てはまらない気がします。
②に関しては大いに心当たりがあります。と言うかフリーランスの無名のコンサルタントなんて誰もが「こいつに何が出来るんだ?」と考えるでしょう。それを解消しようとSNSやブログでの情報発信を頑張ったのですが、それでは伝わらなかったと言う事ですよね。恋も仕事もいつも一方通行です。
原因2:ターゲットに情報が届いていないという可能性
これも1年以上試行錯誤した後にはなかなか厳しい結論です。力士相手に野球教室開こうとしてる様なもんですからね。これも掘り下げると更に分解できて、
- ①物理的にターゲットの目に触れていない(媒体の選択ミス)
- ②ターゲットの目には触れているものの意図が伝わっていない(発信している情報の内容が間違っている)
- ③そもそもターゲットを見誤っている
- ④単にまだまだ打数が足りない
など、こちらはマーケティングの本質に関わる問題ですね。要するに戦略の問題と言うか…。ターゲット(お客様になる企業・業界・業種)とキーマン(実際にセールスする相手・役職)を改めて見定める作業が必要かもしれません。
当然、発信している媒体や内容も見直しが必要です。マグロを釣りたいのに川に行っても釣れる訳無いですし、魚釣りに行くのにサッカーボール持ってっても魚は反応してくれません。私は松方弘樹ばりの万全の体制が取れていたのか?検証が必要ですね。
そして以外に厄介なのが④の問題です。資金と手数に限りの有る個人事業主では物量作戦が取れないので、もうちょっと待てば反応有るんじゃないか?って考えが頭をよぎります。…でもこれは恐らく私の「自分の間違いを認めたくない!」と言う自己防衛本能からの妄想なのでしょう。ビジネスも投資も損切りが大事らしいじゃないですか?幸い自己否定には慣れっこです。なんなら自分を一番信用していないのは自分だと自負しているぐらいです。1年以上やって反応無いのは正真正銘の失敗と認めます。むしろ認めるのが遅いくらいですよね。
結論:集客ゼロの失敗から学ぶ、次の一手
今回の教訓は
- ビジネスは理想通りには進まない
- 基本は大事だがそれだけで上手くいくなら苦労は無い
- ただやるだけではなく「結果が出る」やり方じゃないと意味ない

という事ですが、ずっと嘆いていても仕方がない。自己責任と引き換えに自由を選んだフリーランスですから自分で解決するしかありません。この状況を何とか打破すべく、無い知恵絞り対策を考え実行しましょう。幸い考える為の時間はたっぷりあります。しかし油断するとお金が無くなります。焦らず最速で実行です。
先ずは現在のビジネスのコンセプトのまま、どうやってターゲットに届けるか?を考えてみようと思います。あまり芯の部分がブレすぎてもいけませんし、一先ず現在のコンセプトで考えられる策を一通り試してみます。やっぱり楽していい目見ようとしても駄目ですからね。泥臭く努力しましょう。それでも結果が出ないのなら、もっと抜本的な見直しを考えてみましょう。上手く行かない時こそ、ロジカルに順を追ってコツコツと。
次回から数回に分けてその実行した対策を記事でご紹介していきます。調味料を加えるだけで済むのか?料理自体注文し直すのか?そそくさとお店から去っていくのか?どんな対処法が有効なのか、もう少し試行錯誤してみましょう!
ではまた次回、お元気で。
半分意地?いやいやそんな事ないよ

コメント