なぜ自治体の支援が起業に役立つのか?
独立について考えれば考えるほど、組織の役割分担って大事だし便利だなぁと思います。しかし、この世の森羅万象良い面と悪い面があります。つまり人や物が増えれば増えるほど、実は役に立っていないムダも増えるわけです。組織と個人を対照して考えるなら、組織のデメリット(暗黒面ダースベーダー)が個人の良い面になります。つまり、無駄のない運用というのが個人のメリット(光明面ルークスカイウォーカー)という事ですね。フォースと共に。
こう見えて私は納税しています。なのでゴミを出しておくと回収してくれたり、病気になっても保険が使えたりします。これが行政サービスです。どうやら起業に関しても、国や自治体でさまざまなサポートを行っている様です。確かに国民の経済活動を活性化させて税収を増やすことができれば、お役所にもメリットありますもんね。お互いWin-Winになるのなら、どんどん利用させてもらいましょう。さてどんなものがあるのでしょうか?
国や自治体の中小企業支援
中小企業庁の支援
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki/index.html
まず国(経済産業省)。正直これ見ても私の脳では「国は起業を促しているのだなぁ」ということしかわからないので、早々に切り上げましょう。
経済産業省関東経済産業局の支援
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sogyoshien/index.html
こっちだとPDFの冊子があったりしてもう少し理解しやすいです。どうやら「認定市区町村(と言ってもほぼ全市区町村だと思います)」で何やら創業支援をしてくれいているとの事。支えて援助してくれるのですね。望むところです。
市区町村の支援
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/sangyo/002/002/004/p006487.html
例として八王子市のウェブサイト見てみました。大同小異あれど、皆さんのお住まいの自治体でも同様の施策がなされていると思います(私が住んでいる自治体もほぼ一緒)。何を支援してくれるのかだいぶ具体的になってきますね。
じゃ具体的に市区町村でどんな支援をしているのかと言うと、
自治体の起業支援内容
1.起業相談
役所などで中小企業診断士に無料で起業相談出来る様です。それこそ「何から始めりゃいいか?」から事業計画書の相談など、直接口頭で相談できます。
2.創業セミナー
安い料金で年5回程度の講師を招いた起業に関するセミナーに参加できます。私も参加しました。30名程度の、そこまで起業に積極的ではない人(何で来てんの?)からすでに社長さんやってる人まで、起業・経営について学びたい人が大勢来ていました。自治体が主催しているものと地域の信用金庫などが主催しているものがある様です。
3.融資
これが一番ありがたいかもしれません。実は私が自治体の支援について知ったきっかけも、近所の信用金庫さんに創業の相談に行った際、「自治体でも融資やってますよ」と聞いたのがきっかけです。政策金融公庫の融資の保証料を負担してくれたり、金利が安くなったりするようです。もはや神です。
4.その他
地域の空き店舗などの出店への家賃補助や、各種補助金・助成金等。
5.特定創業支援等事業
上記2の創業セミナーに参加するなど特定の基準を満たすと、3の融資の金利やら法人設立時の税金の割引やらを受けられます。要するにこれら上記の支援事業全体をまとめてこう言うのかな?他にも優遇される事があるので、詳しくは各自治体のHPを。
例:八王子市特定創業支援等事業について(https://www.city.hachioji.tokyo.jp/jigyosha/004/)
結論
と、実はいろいろと手厚く支援してくれています。わたしも出来るだけ利用できるものは利用したいのですが、まだ具体的に動けないもの(助成金等)もあるので、一先ず特定創業支援事業目当てで創業セミナーに参加しています。自治体の支援で何が良いかと言うと「絶対に騙されない」事。騙すと言うと聞こえが悪いですが、民間のサービスは必ず提供者側に利益が生まれる様に出来ているので、もしかしたら自分にとっては何らかうれしくない事がある可能性があります。その点自治体は営利目的ではないので安心です。遠慮せず、どんどん活用しましょう(ただし納税者のみ)!
ではまた次回、お元気で。
安全安心の公共サービスを利用しよう
※2025年8月1日追記
実際にサービスを利用した体験談です

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