freeeを使った開業届の提出方法
日本の年の数え方には西暦と和暦があります。個人的には古からの伝統と趣きのある和暦は大切に守るべきと思うものの、正直平成の途中辺りから「今は和暦で何年か?」判らなくなってきました。昭和生まれなのですでに年号3つ跨いでいるので、もはや自分の生まれ年から逆算しようにもどうにもこうにも…。そろそろビジネスの場や公的な書類は西暦に統一しても良いのではないでしょうか?
という事で今回は、起業してまず最初に届け出る公的書類である開業届を提出した時のご様子を報告です。

正直言うと1年以上前の事で記憶が曖昧な所も多いのですが…全力で記憶と記録を遡ります!
開業届の提出タイミングと注意点
前職は2023年末で退職したので、2024年1月4日に提出しました。本当は2024年1月1日(一粒万倍日とかで最強の開運日らしい)にしたかったのですが、税務署が休みなので提出不可。まぁ提出こそ1月4日ですが開業日欄は2024年1月1日と記入したので、ご神徳にはあずかれるでしょう。神頼みもスタートダッシュが肝心です。
提出方法
年明け早々寒い中税務署行くのも大変なので、お家からぬくぬくとオンラインで提出しました。
開業届提出に必要なツール一覧
1.freee開業とfreee電子申告・申請アプリ(スマホ用)
https://www.freee.co.jp/opening
以前ご紹介したfreeeさんの個人事業主用開業届作成ツールでWebブラウザ上で操作します。ありがたいことに無料。ただし最初に(勝手に)思い描いていたものではなかったのですが、それは下記「提出手順」で。
2.スマホ
e-Taxへの接続で必要です。マイナンバーカードのICを読み取れる物でないと使えないのですが、今どきのスマホならまず大丈夫でしょう。因みに私はプライベート用でiPhone、ビジネス用でAndroid(モトローラ)使用してますがどちらでもOKでした。
ICカードリーダーの検索結果一覧はこちら(楽天市場)※ちなみに、もしお持ちのスマホがマイナンバーカードの読み取りに対応していない場合や、PCで手続きを完結させたい場合は、別途ICカードリーダーが必要になるようです。
3.マイナポータルアプリ(スマホ用)
e-Taxへの連携で必要。
4.マイナンバーカード
これもe-Taxへの連携で必要。ここまでの2〜4は無くてもどうにかなる様ですが、e-Tax利用するならあった方が圧倒的に便利です。
※おまけ freeeインボイス登録申請ナビ
https://www.freee.co.jp/accounting/invoice-register
インボイスの登録申請用です。インボイス登録するなら同時にやっちゃいましょう。
以上、ビタ一文お金は払わず手続き出来ます。
freeeを使った開業届提出の具体的な手順
1.freee開業で開業届を作成
先ずは肝心の書類作成。公的な書類ってこれがややこしいのですが、freee開業を使えば聞かれた事に答えていけば自動的に作成してくれます。めっちゃ楽です。悩む所が有るとしたら住所を自宅にするか事務所の所在地にするか?位でしょうか。私は自宅のある自治体で創業融資を受ける予定でしたので、悩むこと無く自宅住所を記入しました。
2.マイナポータル経由でe-Taxと連携
ここが私が勘違いしていた所。freee開業で「開業届とそれに伴う各種提出書類の作成」を作成したら、freee電子申告・申請アプリの方で自動的に税務署に開業届が提出されるのかと思っていました。この認識は半分合ってるのですが半分間違いで、税務署(e-Tax)との連携(接続)を別途マイナカードとマイナポータルアプリで行う必要があります。
この作業、freeeで手続き手順を案内してくれるのでそれに従えばOKなのですが、連携手順がちょっとややこしく手間取りました。なんかガチャガチャいじってたらいつのまにか繋がった感じです。
初めてe-Taxを利用する人はこのタイミングで利用者識別番号(e-Tax用のID的なもの)が付与されます。今後のe-Taxの使用に必要ですから保存しときましょう。
3.freee電子申告・申請アプリでe-Taxに開業届送信
連携出来ればもう安心。後はfreeeで作成した書類を送信すればOKです。
4.青色申告の申請書も送信
freee開業が開業届と同時に青色申告の申請書も作ってくれています。さすがSaaS。これも同時に申請しました。これで控除額65万円!

※おまけ インボイスの申請書も送信
私はインボイス登録しましたので適格請求書発行事業者の登録申請も同時に行いました。これもfreeeの無料サービスで作業しました。手順は、
- freeeインボイス登録申請ナビで申請書作成
- freee電子申告・申請アプリでe-Taxと連携提出
と、開業届と同様の流れですね。
開業届提出を終えての感想と注意点
書類作成は簡単だった
どこに何を書けば良いのか?迷う必要無く書類作成してくれるので楽ちんです。あっけなく終わってしまいます。
マイナポータルとe-Taxがややこしい
情報保護に気を使っているのはわかるのですが、とにかくUIや動作の導線がややこしい。あっち行ったりこっち行ったり、知らないうちにログアウトしてるのでまたログインし直さなきゃいけなかったり。最近スマホのICにマイナカード登録出来るようになった様なので、それすれば多少改善されるのかしら?
とは言えe-Taxの登録は必須
青色申告65万円控除の条件になってますし、確定申告もオンラインで申請できますし。開業後にも必要です。
提出した開業届(のPDF)は取っておく
電子申請なので税務署の受領のハンコ押された開業届の控えなどは受け取れません。とは言え事業の証明として開業届の提出が必要な場面は多々ありますので、証明書として提出した開業届を保管しておきましょう。確か、e-Tax上で通知される「開業届受け取ったよー」という受信通知からDL出来ます。
特に手続き終了の連絡は来ない
申請と言うからには「無事に登録完了」と連絡が来て然るべきと思うのですが、提出時の受領通知は来るもののその後は何も連絡ありません。何か不備が有った時だけ連絡来るんですかね?それとも私が見落としてるだけ?
結論
という事で、e-Tax関連の連携さえクリアすれば、作業自体は簡単であっけなく終了します。青色申告の控除の為にもfreee開業を使ったe-Taxでの申請がおすすめです!
なお、今回はfreeeを使った体験談でしたが、開業届の作成をサポートしてくれるサービスは他にもあります。ご自身の使いやすさや、将来的な会計ソフトとの連携なども考えて比較検討してみるのも良いでしょう。
ではまた次回、お元気で。
特に何の感慨も無く開業しました

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