やいのやいの言うとりますけど。
ある程度情報収集できたら、少しずつ事業のイメージを形にしたり書類らしきものを作ってみたりと、立ち上げに向けての準備作業が具体的になってきました。ちょっとネットの記事読むぐらいならそれこそ仕事の合間や通勤時間に行えますが、事業計画書（またの機会に書きます）はもちろん、実務に関する準備などはある程度まとまった時間が無いと捗りません。私はコンサル業を予定しているので実務の準備といっても資料の準備だけですが、物を作るお仕事の方であれば、試作はもちろんそれに至る作成の準備（場所やら原材料やら製法やら）など、私の想像も及ばない位時間が掛かると思います。
そうすると「今の仕事、面倒くさくてやってらんねぇ。そうださぼろう。」という良からぬ考えがむくむく湧き上がってきます。状況は人それぞれですからさぼれる人はさぼってもいいのかもしれませんが、わたしは気の小さい人間なので、ゆくゆく辞めるにしてもあまり今の職場とは揉めたくありません。先々の独立に備え、立つ鳥跡を濁さずで少しでも徳を積んで、神様に媚びへつらいたいです。どうか私に幸運を。とは言え心は明るい未来に向いているので事業の準備時間も作りたい。じゃあどうしましょう？という事で以下の点を踏まえ考えました
開業のタイミングとそこまでの準備期間を決めるポイント
- 開業日にしばりはあるか？：何らかの事情でスタート日が決まっているなら、そこから準備に必要な時間を逆算すると、自ずと対処方法が決まる（時間が足りなければ仕事辞めざるを得ない）
- 準備に必要な時間に目途はついているか？：目途がついていれば計画立てやすい
- 自分の都合の良いタイミングで動けるのか？：今の会社を辞めたい時に辞められるのか、ある程度の猶予が必要か？
- 今の会社であとどの位お金を貯めたいか？：開業資金足りていれば、最悪いつ辞めてもOK
わたしの状況
- 別にしばりはない。せっかちなので早く始めたいけど
- どのぐらい掛かるか、まだ想像つかない
- 退職申し出てから1～2か月あれば多分…
- 正直ちょっと心細いのである程度貯めときたい。今までもうちょっと貯めとけば…
こう見ると、お気楽に独立決めてしまったのでぜんぜん具体的になってません。マズいですね…。まぁこんな状況なので急がなくても大丈夫そう。とりあえず上司に独立の希望だけ伝えて退職時期は追って相談、としました。開業時期は（独立考え出したのが2022年だったので）おおよそ2023年中ぐらい、に設定。なので半年から1年近くの準備期間があるので、仕事しながら（＝お給金頂きながら）焦らずちょっとずつ準備しようというこすい作戦です。ただ今後の状況によって、その時その時でベストな方法を選んだ方が良さそうですね。以下の通り開業までの流れって色んなやり方がありますし。
開業と退職タイミングのパターン3つ
- 1.会社員しながら「副業として」事業を始める ※収入を確保して始める
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そもそも副業OKの会社か？とか確定申告しなきゃダメ！とか考えなければならないですが、大人の考え方ならこの方法が一番安全で地に足着いた方法だと思います。少しずつ無理ない範囲で自分の事業をスタートさせ、売り上げの目途が立ったところで「ほなさいなら！」と会社を辞めれば、精神的にも金銭的にも安定して独立できます。自分の事業に自信のない人はこのやり方が良いですね。ただ、私は面倒くさがりなのでこの方法だと自分の事業が疎かになりそうです。
- 2.会社をスパッと辞めてから独立の準備に入る ※収入0から始める
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1の方法だと集中できないとか時間が取れない人は、このパターンになってしまいます。どうしても無収入の期間が出来るので、宝くじ当たった人でもない限り精神的にやや追い詰められてしまうのではないでしょうか？ただ、逆境の方が集中力と火事場のクソ力が出るんだ！という方もいると思うので（実際集中できるし）、これもありかもしれません。私も今の会社にどうしても我慢できなくなったら、意図せずこっちになっちゃうかもしれません。
- 3.会社を辞めてから転職か独立か再考する ※失業保険をもらう
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ちょっとトリッキーですが、踏ん切り付かない時はこれもありかもしれません。「とにかく今の会社辞めたい」という方が、失業保険貰いながら転職活動と独立準備（＝独立するかの検討期間）を並行させつつ、最終的に開業するパターンです。なぜ私がこれもありだと思ったのかというと、失業手当はもちろん、開業した場合でもなんと再就職手当がもらえる！からです。勿論受給資格等色々ハードルはありますが、受給資格満たしていて、かつなかなか独立の踏ん切りがつかないという方は、一考の価値があるのではないでしょうか？でも不正受給はダメよ。
※ハローワークインターネットサービス https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html
「準備の時間」と「お金」、どちらも限りがありますので100％ノーストレスという訳にはいきません。それぞれのバランスを取って自分にとってのベター（notベスト）な準備方法を見つけましょう。ちょっと良い事いうと独立してからもこの「時間とお金」の問題は付き纏ってくると思うので、前向きに上手くやりくりする練習を今からしときましょう！
ではまた次回、お元気で。
時間は自分で作るもの
