面倒な開業届はスマホで5分!50代の僕が「freee開業」を選んだ賢い理由

個人事業主が開業時に提出する書類を準備する作業空間。ペンや印鑑、公式書類が並ぶ落ち着いたデスクのイメージ。
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開業時に必要な書類とは?

肩書って、自称して名乗れるものと然るべき機関に認定してもらわないと名乗れないものがありますよね。「愛犬家」は犬飼ってりゃ自称しても文句言われませんが、「獣医」は医師免許持ってないと名乗れません。法に触れちゃいますね。

その点個人事業主(フリーランス)は簡単です。法人は届け出(法人登記)しないと名乗れませんが、個人事業主は下記書面を所轄の税務署に届け出るだけで「私は個人事業主です」と名乗れます。クワバタオハラがおったらそこは大阪であるように(©永野)、開業届を提出すれば私はもう個人事業主です。

開業届

開業届 (https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

個人事業主の方は自宅での開業が多いと思うので、提出は自宅所轄の税務署になると思います。事業を行う事務所が自宅とは別の場合、そちらの住所での提出も可能な様です。この場合納税も事務所所轄の税務署になる様なので、要するに開業届って「これから自分で確定申告するのでよろしくね」って、税務署にお知らせしましょうって趣旨なんですかね?法人登記と違い至ってシンプルです。考えてみればどうせ後で年金や保険も個人で加入手続きが必要になるので、どんな仕事してるかは税務署以外の公的機関には(もしかしたら税務署も?)関係ないっちゃ関係ないんでしょうね。

因みに厳密に言えば開業届を出さなくても何か罰せられる様な事は無いらしいのですが、今後事業に関わる契約等で(証明書として)開業届の提出を求められる場合もある様なので、特別な理由が無い限り提出しといた方がいいと思います。私はもちろん提出します。

他にも、個人事業主の開業時に提出する届け出としては、

開業届以外に開業時提出する書類

事業開始等申告書

開業届と似たような書類ですが、開業届→税務署(国税)に対し事業開始等申告書→各都道府県税事務所(地方税)という管轄の違いなんだそうです。因みに私の住む東京都では開業届を出しとけば出さなくても良いみたいです。話はずれますが、マイナンバー制度でこういった二度手間な手続きが簡略化されるなら、マイナンバー制度もメリットがあると思います。

青色申告の申請

確定申告の制度なんですが、私の様に確定申告慣れてない人にとってはややこしいのでまた別の機会に改めてまとめる予定です。一先ず開業時に考えとかないといけない事は「青色申告だと所得税に優遇があるが、複式簿記必須開業届出していないと青色申告出来ないです。これを踏まえ青色申告にするか決めましょう。私は優遇されるのが大好きなので、青色申告を申請したいと思います。

適格請求書発行事業者の登録

「インボイス」と書いた方が通りがいいかもしれませんね。2023年9月現在巷で大いに話題になっています。これも小難しいので別の機会にまとめたいのですが、わたしの場合想定している顧客が法人なので、登録する予定です。

これらの届け出はそれぞれ書類があり、記入して所轄の窓口に提出します。ご想像の通りお役所の書類は文言も固く古めかしいし、小難しく書いてあるので非常に判り辛い。さらに提出に行く手間も掛かるし、記入内容間違えようもんなら書き直しやら再提出やらうんざりしますよね。そこで21世紀の日本に生きるわたしは、極力手間なく簡単に手続きしたいと思います。例えばこんなの。

オンラインでの開業手続きサービス

freee開業

https://www.freee.co.jp/opening

自宅に居ながらオンラインで申請出来て、しかもタダ!こういったサービスは有効に活用させて頂きましょう。私がなぜfreeeさんを使うかというと、開業後の会計システムをfreeeにしようと思っているので、出来るだけあらゆる作業をオールインワンで同じシステムを使った方が何かと便利だろう、という理由です。他にも、

  • マネーフォワード
  • 弥生会計

会計処理を中心に様々な手続きを行えるサービスが複数あるので、お好きなサービスを選びましょう。私的には創業後に一番不安な「経理処理(≒確定申告)」がやり易そうなので、freeeさんを選びました。皆さんも各サービス無料お試し期間があるので、実際に弄ってみて決めましょう。このあたりの会計手続きに関してはまた別の記事で書きたいと思います。因みにこういった会計サービス不要という方には

e-Tax

https://www.e-tax.nta.go.jp

国税局の「いちいち来なくていいぜ!って言うか来んなよ」というサービスがあるので、こちらで直接申請しましょう。交通費と移動時間の節約になります。何か分かんない事があれば税務署電話して聞きゃあいいんです。

結論

という事で会社辞め次第、まずは開業届を提出するのが個人事業主の第一歩だと分かりました。早く開業日決めたいですね。縁起いい日にした方がいいのかな…。

ではまた次回、お元気で。

今回の感想

開業届は出しときましょう

※2025年7月30日追記

その後無事開業届提出しました!

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