ミヤギさんより年上?50代フリーランスが「健康という最大の資本」を守るべき切実な理由
総理大臣になった当時の田中角栄
ベスト・キッドに出演した当時のノリユキ・“パット”・モリタ
どちらも貫禄十分、黙ってついて行きたくなる親分肌の昭和の日本男児(含む日系アメリカ人)です。ただ、当時子供だった私には正直二人とも「おじいちゃん」に見えていました。特にベスト・キッドのミヤギはリタイヤした空手の達人って設定ですし、見た目おじいちゃんなのに実は強い、ってギャップが設定上の萌えポイントでしょうし。
でもでも、ちょっと調べてみたらあらビックリ。当時の二人って今の私より年下なんですよ。自分の精神年齢の低さや貫禄の無さを嘆くべきか?いやはや、やっぱり戦争を経験した年代は人生に刻み込まれた修羅場の数が違うのか?それとも、実は他人には今の私もおじいちゃんに見えちゃっているのか…。何れにしても自分が「初老」と呼ばれる年齢になっている現実を嫌でも思い知らされます。
そんな初老の独身男性にとって身近に潜む危機は「病気」。特に(このブログでも散々言っているように)フリーランスは傷病手当も無く働けなければ収入はゼロ。病気にでもなろうものなら生活できないどころか治療費もままなりません。ならば病気になる前に未然に防ぐ事が大事。同年代の友人からもちらほら病気の話が聞こえて来ますし、ここらへんで体のメンテナンスをしておいた方が良さそうです。
今回はフリーランス(国民健康保険)が無料で受けられる健康診断にプラスして、気になる体調不良を病院で検査してきた結果をお知らせします。思いの外安く、しかし一通り必要な検査をする事が出来ました!
【動機】簡素な健診では不安?50代のリアルな危機感から始まった「健康診断強化月間」
下記の記事で以前書いた通り、

独立後も基本的な健康診断は毎年受けていたのですが、会社員時代(健康保険組合)の検査と比べると簡素化された内容です。更に通常の健診(簡易人間ドック)では行わない大腸内視鏡や前立腺の検査も年齢的にやっておきたい所。そんな時にちょうど自治体から今年度の健康診断の案内が来ましたので、仕事が一段落した時期にまとめて体のメンテナンスを行なうことにしました。
【実録:無料編】国民健康保険でここまでできる!0円で受けた自治体の健診5選
まずは自治体が実施している健康診断です。これらは国民健康保険加入者で、年齢など特定の条件を満たしていると受ける事が出来ます。自治体ごとに費用や条件など異なると思うのですが、私の場合今年は下記の検査をすべて無料で受けることが出来ました。

1. 健康診断:小一時間で終了。粗食の成果でお腹周りもスッキリ?
まずは基本の健康診断。年齢によって内容が異なる様です。通常40歳以上からちょっと念入りな検査になるんですかね?といっても50代の私でも身長体重、血液、尿の検査程度ですが。
実施時間
検査会場に着いてから小一時間で終了です。病院ではなく健康診断に特化した施設だと流れ作業であっという間ですよね。
結果
特に異常なし。何なら去年よりお腹細くなって、コレステロール値も下がってます。粗食(貧乏食とも言う)の成果が出てますね。

2. 肺がん検診:レントゲン撮影のみ。心肺機能の確認は今後の課題
初老なので、オプションで肺がん検診(肺のレントゲン撮影)も受けられます。
実施時間
上記の健康診断と一緒に受ける事ができるので、同時に受けて小一時間です。
結果
これも異常なし。ただ、会社員時代の健診では行っていた肺活量の測定は行っていないので、心肺機能という面でも現状を知っておきたい所です。まぁアップルウォッチの測定では悪くなさそうなんですけどね。
Apple Watchの検索結果一覧はこちら(楽天市場)3. 胃がん検診:胃カメラで号泣。鎮静剤なしの「嘔吐反射」に悶絶した10年ぶりの地獄体験
ここ数年毎年胃のレントゲン検査(バリウム飲むあれ)はしていましたが、胃カメラは10年以上前にやったきりです。なにしろ嘔吐反射って言うんですか?私あれが強いんです。歯医者でずっと口開けてるだけでオエッってなるぐらい。過去胃カメラは口からも鼻からもやったことが有るのですが、どっちも辛かった記憶しかありません。
しかし最後の胃カメラから10年以上、年齢的にもそろそろやっておいた方が良いだろうという事で、今年は勇気を出して胃カメラに挑戦しました。もちろん数日前から憂鬱です。自分で予約したくせに。
実施時間
これも病院ではなく検査専門の施設でやったので、受付から30分程度で全て終わりました。私にとっては今年最大の憂慮すべき事態ですが、お医者さんからしたら流れ作業です。
結果
結果としては異常なし。しかし検査自体は案の定「ゲーゲー」言いながら&号泣しながら何とか最後まで我慢した感じです。本当は鎮静剤で眠った状態で受けたいんですけどねぇ。私の住んでいる自治体の検査だと、鎮静剤を使ってくれないんですよ。次受ける時は自費でもいいから鎮静剤使えるところでやろうかなぁ…。
4. 大腸がん検診:おなじみの便潜血検査。内視鏡をやるなら不要だった?
私の自治体で受けられる無料の大腸がん検診は、便潜血反応検査(所謂検便)です。これもなんだかんだで毎年やってます。
実施時間
皆さん御存知の通り2日分採取しなければいけないので、容器をもらって後日提出です。私は家の近所に自治体の施設があるので、容器の受け取りも提出も、スーパー行くついでにちょろっと寄るだけです。
結果
これも異常なかったのですが、良く考えると下記に記載した内視鏡検査をやるなら、こっちはやる必要無かったですね。タダなのを良いことに惰性で受けてしまいました。
5. 口腔がん検診:未知の領域へ。専門家のお墨付きで得る絶大な安心感
これは今まで受けたことがない検査です。別に口腔がんの心配が有るわけでは無かったのですが自治体から検査の案内が来たので、どうせ無料だし(そして暇だし)受けておいて損はないので受診することにしました。
実施時間
自治体が指定する歯科医院に予約して受診しました。診察自体はほんの数分なのですが、一般の歯科医院なので予約を取る際に結構先の日時じゃないと取れませんでした。サラリーマンだと曜日と時間に縛りが有るので、予約を取るのはもっと大変だと思います。
結果
もちろん異常なし。口の中や舌、首まわりを目視したり触診したりされました。大丈夫だとは思いつつも、実際に専門家の口から異常なしと言われると安心感が違います。
【実録:有料編】保険適用で14,000円。大腸内視鏡と前立腺検査で「安心」を買う
ここからは健康上気になる点を病院に行って調べてもらいました。所謂健康診断ではないのですが、結果として検査を行ったものです。
1. 大腸内視鏡で「痔」が発覚。鎮静剤の魔法とリセットされた腸内環境
この1年ぐらいお腹がゆるいんです。それまでは深酒した時や大量の背脂ラーメンを食べた時など、「下痢になった原因」が理解できていたのですが、この所理由わからず下痢するんですよね。上記の通り毎年便潜血の検査はしていたのですが、実は私過去1回だけやった大腸内視鏡検査で「憩室(大腸内の窪み)あり」って診断されてるんですよ。ここが炎症起こしたりしてるとちょっと厄介なので、そんなこんなもあって今回思い切って病院行ってきました。問診の結果、内視鏡検査実行です。
実施時間と内容
初診で問診。そこで内視鏡検査をすることになり後日検査です。前日から下剤を飲んで準備しつつ、当日は検査の3時間程前から下剤を飲んで腸を綺麗にします。この事前処理が辛いという方が多いですが、私は2回目ということもあり「まぁこんなもんか」って感じで終了です。
その後実際の検査に関しては、鎮静剤を使ったので眠っている間に終了。検査前の点滴開始から終わって目が覚めるまで40分程度でしょうか?何の苦痛もなく終了です。鎮静剤がガンぎまりだったのか、眠くなった記憶もないまま気づいた時には全てが終了していました。これなら胃カメラも辛くなさそうですね。
結果
検査当日に結果発表。特に異常無し。結局お腹の調子が悪いのはストレスだったのでしょうか?やはり独立して知らず知らずの内にストレスを抱え込んでいたのかも…。

しかしここで思わぬ大腸内視鏡検査のメリットが。検査前に胃と腸を空っぽにした結果、腸内環境が擬似的にリセットされたのか、検査後からお腹の調子が良いんですよね。下痢もしなくなりましたし。という事はストレスというより食生活等で腸内環境が悪くなってたのかなぁ?まぁ何にせよ結果オーライです。
あと、検査結果で「憩室」が有ったのは想定内なのですが、「痔核」も有ったみたいなんですよね。これって所謂「痔」ですよね?でも検査後にもらった大腸の写真を見てもどこに有るのかわからないんですねよ。今まで全く自覚無かったので(痔核だけに)、ちょっとやだなぁ。
費用
計2回病院に伺い、合計で9,000円ほど。保険適用なんでお安いですね。
2. 前立腺検査:トイレが近い50代の切実な悩み。エコーで見えた現実
こっちもしもの話で恐縮ですが、最近おしっこ近いんですよね。朝一だと出も悪かったりしますし。これも完全に加齢のせいだとは思うのですが、男性の場合前立腺に関する病気、前立腺肥大や前立腺がんに気をつけないといけません。年齢的にも心配ですし近所の泌尿器科に相談に行きました。結果、初診で問診と血液検査と尿検査、そして後日腹部のエコー検査を受診しました。
実施時間と内容
血液検査は所謂前立腺がんのPSA検査、腹部エコーで前立腺の物理的な状況(肥大しているか)を確認したようです。どちらも診察自体は数十分であっという間に終わります。エコー検査は痛くないので良いですね。
結果
前立腺がんの可能性は(ほぼ)無し。前立腺はちょっこし大きいものの、年齢的にはこんなもんだろうという事です。先生から「どうする(なんか治療希望する)?」と聞かれたのですが、別に生活に支障が出るほど頻尿じゃないし、出来るだけ薬は飲みたくないので、もうしばらく様子見するってことで手打ちです。
どうもちょっと前立腺について調べてみると、肥大する原因って正確には解明されていない様なんですよね。これ以上トイレ近くなると映画館で映画見れなくなりそうなので、何とか食い止めたいんですが…。これも結局健康的な生活するしか対処法ないのかなぁ。
費用
2回の受診で合計約5,000円。日本の保険制度は素晴らしい。
【実録:活用編】持病を「定期検診」に変換!50代の通院ハック術
私基本的に健康なのですが、日常生活に支障ない程度に微妙に軽度な持病が有るんで、そっちでも定期的に病院に通院してるんですよね。言い換えると定期的に検査してるとも言えるんです。
1. 高尿酸血症:痛風予備軍の特権?血液・エコー検査をカバー
痛風になる原因の「尿酸値」が高いってことです。別に大酒飲みだったり肥満だったりした訳じゃないのですが、なぜか30代の頃から尿酸値が高く、10年程前から病院で尿酸値下げる薬をもらってます。因みに幸い痛風になった事はないので、日常生活には何の支障もないです。
薬をもらいに数カ月ごとに通院するので、定期的に尿検査や血液検査、腎臓や肝臓のエコー検査を行っています。なので実は私、血液検査は年に1度の健康診断受けなくても検査できてるんですよね。また国保の健診では行わない腹部のエコー検査もここで出来ています。
2. 白内障:50代でまさかの発症。眼科通いを「眼の定期検診」に変換する
去年左目の視界にゴミのような影が見えて「あ、もしや飛蚊症では?」と思い眼医者に行ったらまさかの「白内障」との診断。これも前立腺肥大同様高齢者には高確率で発生する病気とのことですが、私の年齢だとちょっと早めの発生らしいです。悔しい…。しかしなってしまったものは仕方ありません。特に手術が必要なほど悪化していないので、一先ず目薬さして様子を見ることになりました。
これも数カ月おきに薬を貰いに通院するので、その際に毎回目の検査をしています。国民健康保険の健診では眼圧の検査が入っていないので、その代わりにちょうど良いです。たまにコンタクトレンズも使用していますし、定期的に見てもらえると安心ですよね。
3. 歯科定期検診:年2回のプロによる大掃除。50代で「歯石ゼロ」を維持する習慣
別に虫歯や歯周病って訳ではないのですが、もう十年以上前から年2回歯の定期検診に行っています。なにしろ顔と頭があまり良くないので、せめて歯ぐらいきれいにしないといけませんから。半年ごとに虫歯のチェックや歯石の除去などを行なうのですが、前回の検診でついに「半年間で歯石が全く溜まってない」状態になりました。どうやら私の歯ブラシさばきはプロ並みの様です。
【実録:注意点】1ヶ月で検査を詰め込みすぎて「腕の採血跡」が消えなくなった話
今回たまたま持病の通院のタイミングなども重なって、上記全ての診察・検査を約1ヶ月間で全て行いました。平日も自由に動けるフリーランスなら予約も取りやすいので、頑張れば1ヶ月でこれくらいは受けられちゃいます。
何も異常がなかったので特に困ったこともなかったのですが、強いて言うなら血液検査等で左右の腕に頻繁に針を刺されたのがちょっとだけ困りました。痛いとかではなく、指す場所がだんだん限られてしまうみたいで。私は左右の腕どちらも血管見えるのでまだ良いのですが、常に左右どちらかの腕からしか採血できない人は、跡が消えるまで次の検査待ったほうが良いかもしれません。と言っても1週間も経たず消えると思いますが。
まとめ:時は金なり。フリーランスこそ「自由な時間」を体のメンテナンスに全振りせよ
という事で、今回はフリーランスが1ヶ月で受けた全検診の記録です。結果的に脳みそ以外の殆ど全身を検査出来たと思います。現状特に問題のある部位はないので、あと数年は安心して働けそうです。
会社員だろうが個人事業主だろうが、全人類なにより健康が一番。病気になる前に早期発見早期治療が重要です。フリーランスで時間を自由にコントロール出来るからこそ、思い切って体のメンテナンスをしてみましょう。国民健康保険のサービスの範囲内でも、工夫と勇気次第でしっかり検査出来ますよ。
ではまた次回、お元気で。
腹部エコーと大腸内視鏡の写真もらったけど、見方がわからないよ…

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