何度聞いても「借方・貸方」が腹落ちしない。そんな僕が、自力で青色申告(65万円控除)を達成できた理由、ぶっちゃけます
皆さん日本三景って全クリアしてますか? 私は修学旅行で訪れた宮島以外行ったことありません。
日本三名園は? これも辛うじて去年兼六園に行ったのみです。
世界三大珍味はどう? これは流石に全て食べたことが有る(はず)。トリュフがちょっと怪しいですが、トリュフソース的な何かで食している、と思いたいです。…いや、これは確実に食べてるな。
日本の憲法では「国民の三大義務」が定められていますが、私は子供がいないので教育の義務は果たせず、去年はほぼ働いていないので長年継続していた勤労の義務も無念のリタイア。日本国民として非常に嘆かわしい状況となってしまいました。だとしたらせめて、最後の砦である納税の義務だけでも全力で務めるのが、日本人としての教示ではないでしょうか?という事で今回は、今年初めて行った2024年分の確定申告の手続きの顛末です。あっという間に次の確定申告の時期も迫っているので、改めて整理しておきたいと思います。
拍子抜けするほど簡単だったfreee会計での確定申告。僕の仕事は質問に答えるだけだった
以前の記事の通り、

青色申告を前提に、会計ソフト(freee)を使用していますので、確定申告(青色申告)に必要な書類はfreeeが半自動的に作成してくれます。提出は、これも開業届の際に連携したご存知e-Taxで電子申告も可能。という事で初めての確定申告だからと言って特別用意する物は何もありません。非常に簡単でした。良い時代になりましたね。
用意するもの
- freee(会計ソフト)+freee電子申告・申請アプリ
- e-Tax
- 控除等の証憑
しかし、簡単すぎてロクに下調べもせずに作業してしまった結果、私は25万円もの還付金を逃すという痛恨のミスを犯していたかもしれません。皆さんは私と同じ過ちを繰り返さないでください。その顛末については、この記事の後半で詳しく告白します。
freee会計で挑んだ「完璧な帳簿」。僕が年明け早々にやった、たった一つの地味な作業
個人事業主の場合、法人と違って3月とか6月とか自由に会計の年度末を選べるわけではありません。青色申告とは言え、あくまで個人の確定申告の一環として収入をちょっと(ではないけど)詳しく申告するだけです。なので大前提として1月1日〜12月31日までの収入と経費を全てfreeeに入力しましょう。いくら賢いSaasシステムとは言え、入力していないお金の出入りは把握しようがありませんからね。当然私は有り余って胸焼けするぐらいの時間がありましたので、収支は証憑も含めほぼリアルタイムで登録済み、年明け早々には準備万全になっていました。国民の鑑ですね。2つ義務果たして無いけど。
一つやっておいた方が良い事は「入力内容の精査」。口座などを自動連携していれば金額のミスはほぼ無い筈ですが、勘定科目や税区分など意外とミスってることがあります。freeeでは登録した会計処理を色んな方法でソートする事が出来ますので、勘定科目別や税区分別、(設定していれば)品目別など色んな角度から登録内容を見て、間違いがないか探しましょう。私の場合、毎月発生する経費である月だけ税区分が他の月と違ってた、なんてのがありました。確定申告をデスクワークと考えると、データの正確性が大前提なのが理解しやすいと思います。
freeeを使った確定申告、会計オンチの僕が守った「4つの掟」。これで確定申告は9割終わる
freeeで行った開業届の提出同様、確定申告も基本的にはfreeeの質問に従って必要な項目を入力していくだけです。大船に乗ったつもりで身を委ねてOKです。
1.入力できるまで待つ
上にも書きましたが、2024年分の会計処理は早々に終わっているので、2025年の七草粥の頃にはいつでもやってやるぜ!と言う状態になってました。しかし1月の段階では、freee会計上で2025年の確定申告書類の入力はまだ出来ませんでした。恐らくソフト上で最新の税制や申告方法への対応などの調整をしているのではないかと思います。たしかに2024年も定額減税ありましたもんね。会計ソフトを使えば、私ではよく理解出来ていない最新の情報も自動で反映してくれます。大人しく入力可能になるまで待ちましょう。
2.入力開始
2月に入りソフト上で確定申告書類作成可能になりました。早速作成開始です。と言ってもソフト上で聞かれる質問に答え、必要な金額等を入力していくだけです。下記に私が入力したものを。
基本情報
住所や業種、申告する書類(青/白/金額)など情報です。freeeのアカウント設定時に入力している筈なので確認程度。
収支の確認
登録している1年分の収支の確認です。合計額が出てくるので自分の認識と違いがなければOKです。上で書いた様に事前に登録した全会計処理の精度を上げておけば問題ないです。
その他の収入
本業以外の収入を入力します。私は前年の12月末で会社をやめたので、2024年の1月に受け取った12月分のお給料を登録です。他にも開業後の雑収入なども入力します。
家事按分
これもfreee導入時に設定していますね。
ふるさと納税
残念ながら去年の私に他の地域を気にする余裕などありませんでした。
家族の状況・医療費
扶養家族に関する情報ですね。この辺はサラリーマン時代の年末調整でもお馴染みでしょう。私は今回、今まで面倒くさくてやろうともしなかった医療費控除を生まれて初めて申請しました。何しろ所得が低いので。1円でも得しそうな事は何でもやる所存です。
保険・年金
これも会社員時代から毎年申告してますね。こう考えると、会社って結構色んな面倒くさいこと代わりにやってくれてたんですね。
その他
その他色んな損失の補填やら何やら聞いてきますが、あっしには関わりのないことでござんす。
3.申告書完成
そしていつの間にか申告書が一通り完成しています。一応完成品チェックしますが、「へーこうなるんだ(鼻ほじ)」以外の感想でません。だってよく判らないから。まぁ最低限明らかにおかしな数字がないかと必要な項目に数字が反映されているかはチェックしました。あと、各種控除の入力漏れがないかもチェックしましょう。会社員時代と違って他には誰もチェックしてくれませんからね。
4.提出
申告書を提出します。開業届同様、スマホとfreee電子申告・申請アプリとe-Taxで電子申告です。これもfreeeの指示に身を委ねていると、いつの間にか提出出来ています。ここまでトータル入力開始から提出まで半日掛からなかったくらいです。
※おまけ.消費税申告
私はインボイス登録しているので消費税申告が必要です。特に2024年は大赤字。という事は消費税を申告すれば還付される筈なので、命にかえても申告しなければなりません。freee会計では(プランによりますが)消費税申告の書類も作成してくれます。これも確定申告の書類作ればほぼ勝手に出来上がるので、e-Taxで電子申告します。簡単です。

【結果報告】納税どころか、まさかの還付金ゲット。しかし、国民の三大義務は果たせず…
フライングで申告できちゃった
確定申告と言えば毎年2月15日ごろからの受付ですが、私まず申告書だけ先に作っておこうと思って作業していた所、うっかり数日前に申告しちゃいました。というかe-Taxで送れちゃいました。どうしよう?大丈夫かな?と心配したんですが、なんかそのまま受理されてました。これも電子申請ならではかな。窓口ではこうは行きませんもんね。でも来年はちゃんと期日守ろう。
色々還付されちゃった
2024年度は私史上戦後最大級の低収入。なので恥ずかしながら色々還付してもらいました。
- 住民税(給付金)
- 所得税
- 消費税
そういうルールとは言えちょっと情けないですね。早く「こんなに税金取られるのかよ〜」って言ってみたいです。
来年、大儲けした僕が笑うための「未来への仕送り」。赤字だからこそできる、たった2つの準備
証憑は要保管
日々の会計はもちろん、医療費や保険年金等の各種控除の為の証明書(証憑)は必ず保管しましょう。私は基本電子保管ですが、医療費の領収書など紙のものも勿論保存です。年金などマイナンバーが連携されていれば提出不要なものもありますが、ひとまず一通りまとめて保管しときましょう。
開業費や事業の損失分は次年度移行に繰越
事業開始前の開業費は経費で計上できるのですが、今年はそもそも赤字なので開業費計上しても意味ありません。開業費は好きなタイミングで、好きな金額を償却できます(任意償却)。一般的には5年間の均等償却の様ですが、利益が出た年にまとめて経費化することも可能です。赤字(損失)に関しても最大3年まで繰り越して控除可能な様です。いつか大儲けできたその時まで、大事に繰り越しておきます。その時が来ればですが…。

【痛恨のミス】無知が招いた「特定口座」の罠。僕は25万円をドブに捨てていたかもしれない
2024年は低収入の分を(特定口座の)金融資産を切り崩して生活していたのですが、特定口座なので利益の2割ほどが税金として差し引かれています。当然特定口座なので確定申告の必要はないのですが、これだけ収入が少ないと差っ引かれる税金にちょっとモヤモヤしていました。
が、なんと敢えて特定口座で得た売却益を確定申告に含める方法もあるそうじゃないですか!?勿論その分収入としては多く申告することになってしまうので、普通に儲かってる人がそれやっても得はないのですが、無収入や私みたいに基礎控除以下の収入しかない人なら、金融商品売却時に源泉徴収されていた税金(所得税+住民税)が還付され、結果得になる様です。
2024年のわたしの源泉徴収額が約25万円ほど。もし金融商品の売却益を確定申告していれば事業の赤字が100万円以上有るので(泣)、源泉徴収された分が還付された上に、各種控除引いたら所得は0円で行けた筈です。ぐぬぬぬぬぬ。
これ知ったの確定申告から半年近く経ってからなんですよね。まさに情弱です。無念…。まぁこの技使うって事は赤字だって事なので使わないに越したことはないんですが、今後もしもの時は申告しようと思います。ちょっと複雑な気分ですが…。
結論:freeeは僕を救ったが、無知は救わない。来年こそ、本当の義務を果たす
という事で、フリーランスの面倒の一つである確定申告(青色申告)ですが、会計知識がブリで言えばイナダレベルの私でも、難なく申告し還付まで受けられました。数年前までなら税理士に頼まなければできなかった事も、自分で低コストで行えます。ぜひ皆さんも、会計ソフトで自分で青色申告しちゃいましょう。税金の仕組みもちょーーとだけ理解が深まると思いますよ。
なにはともあれ、これでフリーランスとしての1期目が終了しました。思う様に行かなかった1年目でしたが、なんとか無事(?)に全てのタスクが終了です。2期目は1期目の反省を活かして、少しでも成長と言う名の利益を上げたいと思います。もう貧乏くさい申告はしたくない!!
と、無事確定申告が終わって数ヶ月後、なんと!実は私国民の三大義務を一つも果たしていない事が判明しました!
この続きは次回の記事で。

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